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特集

エクスプローラバーを活用して快適Windowsライフを送ろう

IEやエクスプローラのウィンドウ内にペインを追加して使い勝手アップ!

(01/10/23)

 IEやエクスプローラには、ウィンドウを分割する形で左側や下側に様々な情報を表示する領域を追加できる、エクスローラバーという機能がある。たとえば、エクスプローラのフォルダツリー表示機能や検索機能などがエクスローラバーを利用している。ツールバーと違い、左側と下側のそれぞれに1つのエクスローラバーしか表示できないが、領域の大きさを自由に変更できるメリットがある。今回は、そんなエクスプローラバーを利用してIEやエクスプローラの機能を拡張するソフトを紹介しよう。

■ Internet Explorer用のエクスプローラバー

ページ内検索やプロキシー切り替えボタンなどを追加「Dnab-Band」

「Dnab-Band」
「Dnab-Band」
 「Dnab-Band」は、IEにページ内検索やプロキシー切り替えボタンなどを追加するソフト。インストール時にIEのウィンドウ内の左側か下側のどちらに表示するかを選択でき、ページ内検索やプロキシー切り替えなどの追加機能が割り付けられた15種類のボタンが表示される。標準では変更が面倒なJavaやActiveXの有効・無効を切り換えるセキュリティ設定や、画像やサウンドの有効・無効を切り換えるマルチメディア設定などを、ボタンを押すと現れるポップアップメニューで簡単に切り換えられるのが便利だ。そのほか、表示しているページ内を検索してヒットした語句を強調するボタンや、好みのテキストエディターでHTMLソースを表示するボタンもある。

【著作権者】TrueFF 氏
【対応OS】Windows 98
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.71β(01/07/27)

□TrueFF homepage
http://plaza15.mbn.or.jp/~trueff/

IEの“お気に入り”をサムネイル画像で表示「Visual Favorites」

「Visual Favorites」
「Visual Favorites」
 IEの“お気に入り”に多くのホームページを登録しすぎて、どんな内容のホームページなのかわからなくなってしまったことはないだろうか。そんなとき、「Visual Favorites」を使うと、お気に入りに登録されたホームページのサムネイルを一覧表示でき、内容を簡単に確認できるようになる。「Visual Favorites」のエクスプローラバーはIEの左側に追加され、さらに上下に2分割して表示される。上側にはお気に入りがツリー表示され、下側に選択中のお気に入りのフォルダ内にある全ホームページのサムネイルが一覧表示される仕組みだ。また、お気に入りに登録した全てのホームページを対象に、テキストやタグなどを検索することも可能だ。

【著作権者】Vanilla Software Pty Ltd.
【対応OS】Windows 95/98/NT/2000
【ソフト種別】シェアウェア 19.95ドル
【バージョン】2.0(00/01/15)

□Vanilla Software - Internet and multimedia software vendor
http://www.vanillasoftware.com/

プライバシーを侵害する可能性のあるホームページを警告する「Bugnosis」

「Bugnosis」
「Bugnosis」
■プライバシーを侵害する可能性のあるホームページを警告する「Bugnosis」  「Bugnosis」は、クッキーなどの技術を用いて個人情報を収集している可能性のあるホームページをユーザーに警告するソフト。ActiveXによる自動インストールのため、あえてダウンロードせずとも作者のホームページから直接インストール可能だ。「Bugnosis」のエクスプローラバーはIEの下部に追加され、新しいホームページを表示するたび分析結果が表示される。“No suspiciousimages found.”と表示された場合は特に不審な点が見つからなかったことを意味するが、何らかの問題がある場合は黄色で“Highlighted images are suspicious.”や、赤で“Highlighted images maybe Web bugs.”などと表示される。詳細な分析結果も表示されるので、ユーザーはその情報からホームページの利用を中止すべきかどうかを判断することができる。なお、編集部で試したところ、Windows Me/2000での動作を確認した。

【著作権者】Privacy Foundation
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1

□Bugnosis Web Bug Detector
http://www.bugnosis.org/

最新ニュースのヘッドラインをスライド表示「impress Watch Explorer bar」

「impress Watch Explorer bar」
「impress Watch Explorer bar」
 「impress Watch Explorer bar」は、インプレスのニュースサイト“impress Watch”の最新ニュースをティッカー表示するエクスプローラバー。インストールするとIEの下部にエクスプローラバーが追加され、“impress Watch”が配信するパソコンや映画などの最新ニュースのタイトルが、右から左へスクロール表示される。表示されるのはヘッドラインのみで、そのヘッドラインをクリックするとさらに詳しい記事の内容をIEのブラウザー画面で表示可能だ。また、興味のあるニュースが通り過ぎてしまった場合は、右クリックしたままドラッグすれば引き戻すことができる。

【著作権者】(株)インプレス
【対応OS】Windows 95/98
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(99/04/28)

□impress Watch Explorer Bar
http://www.watch.impress.co.jp/headline/exbar/
□窓の杜 - impress Watch Explorer bar
http://www.forest.impress.co.jp/library/watchbar.html

ホームページ検索用のバーを追加する「Search Bar」

「Search Bar」
「Search Bar」
 ホームページを最大限に活用できる検索エンジンは、思い立ったときいつでもすぐに利用したいもの。「Search Bar」では、IEのツールバーかエクスローラバーに検索用フォームを追加することで、すぐに検索サービスを利用できる。ツールバーの場合はIEの上部に、エクスローラバー場合はIEの下部に追加できるので、好みに応じて利用しよう。「Search Bar」のツールバーやエクスローラバーには、検索語句を入力する欄と検索エンジンを選択するプルダウンメニューがあり、“goo”や“Yahoo! Japan”など国内の主要な11の検索エンジンから選択可能だ。検索語句を入力して検索ボタンを押すだけで、IEのブラウザー画面に検索結果のページが表示される。なお、新規の検索エンジンを追加することもできるが、レジストリを直接編集する必要があるため同梱のREADMEをよく読んで慎重に行おう。

【著作権者】Schezo 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.0(00/07/13)

□hoehoe_com 充電中 2003年4月7日現在、当該ソフトは公開されておりません
http://www.an.wakwak.com/~schezo/
□窓の杜 - Search Bar
http://www.forest.impress.co.jp/library/searchbar.html

米Microsoftの紹介する3つのエクスプローラバー

「The Bloomberg Explorer Bar」
「The Bloomberg Explorer Bar」
 最後に、米MicrosoftのIE用アクセサリソフト紹介ページからダウンロードできる、3つのエクスプローラバーを紹介しよう。「Alexa」は、ユーザーの閲覧しているホームページを自動的に格付けしたり、サイトの更新頻度などの情報を表示するソフト。「The New York Times Explorer Bar」は、ダウ平均株価やNASDAQの平均株価などアメリカ株式市場の動向のほか、New York Times紙のニューストピックなどを表示する。「The Bloomberg Explorer Bar」は、金融情報で有名な米Bloombergが提供する株式市場や債券取引の動向などをリアルタイムに表示可能だ。なお、いずれのソフトも英語版となっている。

□Web Accessories
http://www.microsoft.com/Windows/IE/WebAccess/

■ エクスプローラ用のエクスプローラバー

エクスプローラのファイル操作機能を拡張する「MyExplorerBar」

「MyExplorerBar」
「MyExplorerBar」
 「MyExplorerBar」は、エクスプローラに様々なファイル操作機能を追加するエクスプローラバー。インストールすると、エクスプローラの下部に3つのタブをもつ横長の領域が追加される。[Select]タブでは、表示中のフォルダ内からファイル名に特定の文字列を含むファイルだけを絞り込んで選択することができる。ワイルドカードも使えるため、“*.htm; *.html”とすればHTMLファイルのみを選択でき、よく使う文字列はボタンとして登録できる。[Folders]タブでも、よく使うフォルダをボタンとして登録しておくことで一発でそのフォルダに移動できる。また[Shortcut]タブでは、よく使うソフトをボタンとして登録しておき、一発で起動できるランチャー機能を利用可能だ。

【著作権者】Pitrinec Software
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/2000
【ソフト種別】シェアウェア 7ドル
【バージョン】1.10a(00/10/03)

□Windows automation tools, macro utility, mouse utility, keyboard utility and desktop software
http://www.pitrinec.com/meb_index.htm

エクスプローラにペインをもう1つ追加する「Explorer Assistant XP」

「Explorer Assistant XP」
「Explorer Assistant XP」
 エクスプローラでファイルの移動やコピーをする際に、同じウィンドウ内にもう1つフォルダを表示できれば便利だと思ったことはないだろうか。それを実現するのが「Explorer Assistant XP」で、インストールするとエクスプローラの下部にフォルダを表示するエクスプローラバー追加される。たとえば、エクスプローラ標準のフォルダ表示でコピー元を、「Explorer Assistant XP」でコピー先のフォルダを表示すれば、ファイルを操作しやすくなる。また、画像やHTMLを表示できるIEのエクスプローラバーとして利用すると、IEを画像ビューワーとして使ったり自分のホームページのHTMLファイルをチェックするときなどに役立つだろう。

【著作権者】Atwise Software, Inc.
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 19.95ドル
【バージョン】1.1.2(01/09/17)

□Explorer Assistant XP
http://www.mymagicbasket.com/

(齋藤 正穂)

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