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NEWS (04/07/21 0:00)

Opera Software ASA、アドレスバー詐欺を修正した「Opera」v7.53の英語版

v7.52で修正されたアドレスバー詐欺とは別件の脆弱性が修正された

「Opera」v7.53 英語版
「Opera」v7.53 英語版
 ノルウェーのOpera Software ASAは20日(現地時間)、タブ切り換え型Webブラウザー「Opera」v7.53の英語版をリリースした。アドレスバーのURLを偽装する脆弱性が修正されているが、v7.52で修正されたアドレスバー詐欺とは別件。

 今回公開されたv7.53では、今月8日にデンマークのセキュリティベンダー会社Secuniaによって発見されたアドレスバーのURLを偽装する脆弱性が修正されている。本脆弱性は、BODYタグのUNONLOAD属性とIFRAMEタグで細工を施したWebページを閲覧すると、Webページの読み込みが終わる前にアドレスバーの情報を書き換えることができるというもの。前回のv7.52で修正されたアドレスバー詐欺は、悪意のあるJavaScriptとIFRAMEタグを含むWebページを閲覧すると、全く関係のないURLがアドレスバーに表示されるという脆弱性だった。

 なお、本ソフトはWindows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応し、広告を同ソフトのツールバー上に表示する代わりに無償で利用できるフリーソフトだが、シェアウェア登録料の39米ドルを支払えば広告を非表示にすることが可能。現在、同社のホームページからダウンロードできる。


【著作権者】Opera Software ASA
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(広告を非表示にするための登録料は39米ドル)
【バージョン】7.53 Build 3850(04/07/20)

□Opera Internet Browser
http://www.opera.com/
□Secunia - Advisories - Opera Browser Address Bar Spoofing Vulnerability
http://secunia.com/advisories/12028/
□窓の杜 - 【NEWS】Opera Software ASA、アドレスバー詐欺を修正した「Opera」v7.52英語版を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/07/07/opera752en.html

(中井 浩晶)


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