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パソコンの操作を制限するWebブラウザー「Limited Explorer」v2.0が公開

設定項目が追加され用途に応じたカスタマイズが可能に

(02/03/25)

「Limited Explorer」v2.0
「Limited Explorer」v2.0
 利用者によるパソコンの操作を制限できる展示会向けのWebブラウザー「Limited Explorer」v2.0が、20日に公開された。Windows 95/NT 4.0で動作するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows Me/2000/XPでも動作した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Limited Explorer」は、利用者によるパソコンの操作を制限できるWebブラウザー。展示会のデモマシンなど、不特定多数の利用者にパソコンを触ってもらうときに、利用者によるイタズラ操作を防ぐことができる。起動すると、IEコンポーネントを利用したWebブラウザーが最前面に最大化して表示され、[Alt]+[Tab]キーなどでのアプリケーションの切り替えができなくなる仕組み。[Alt]+[F4]キーによる終了操作も無効になり、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーで強制終了させても「Limited Explorer」が自動的に再起動するなど、イタズラ操作を防ぐためのさまざまな機能を備えている。

 「Limited Explorer」を終了させたり設定を変更する場合は、管理者用のパスワードが必要となる。設定画面では、アクセスを許可するURLや禁止するURLを指定することもできるため、主催者のホームページだけ閲覧してほしい場合などにも活用できる。

 今回リリースされたv2.0では、設定画面で変更できる項目が追加され閲覧中のページタイトルやステータスバーを表示できるようになった。また、URLの直接入力によるアクセスを許可する設定項目や、メールアドレスのリンクを無効にする設定項目などが追加され、用途に応じて操作を制限する範囲をカスタマイズできるようになっている。

【著作権者】NK 氏
【対応OS】Windows 95/NT 4.0以降
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0(02/03/20)

□NK's Home Page
http://plaza18.mbn.or.jp/~nks/
□窓の杜 - 【NEWS】展示会デモ向けWebブラウザー「Limited Explorer」v1.1が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/03/21/limitedexplorer.html

(新城 雅章)

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