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「Slack」から「Google Chat」へのデータ移行が「CloudFuze」で簡単に

 米Googleは4月26日(現地時間)、「Google Chat」において、データ移行ソリューション「CloudFuze」を用いて「Slack」からデータをインポートできるようになったことを発表した。

 「CloudFuze」を使うと、メッセージと添付されたファイル、メンバーを「Slack」から「Google Chat」に移行できる。また、メッセージ送信履歴のタイムスタンプも引き継ぐことができ、チャットは移行前にやりとりしていた内容を再開可能だ。

 Googleは今年の3月に、Google Chat APIを用いて、ほかのメッセージプラットフォームからデータを移行できるようになったことを発表しているが、「CloudFuze」を用いた移行は、メンバーやタイムラインなど、より多くの内容を引き継ぐことができる。

 現在は即時リリース式ドメインおよび計画リリース式ドメインに導入されている。すべての「Google Workspace」ユーザーが利用可能だが、データ移行を使用するには、「CloudFuze」のライセンスが必要だ。