「モバイルSOS」v1.00

　ノートPCのディスプレイを点滅させて遭難信号を発信できるソフト「モバイルSOS」が、1日に公開された。Winbowsに対応するフリーソフトで、編集部にてスノボついでに動作確認した。現在、作者の山小屋に置かれたサーバーからダウンロードできる。

　「モバイルSOS」は、ノートPCのディスプレイをすばやく点滅させることで、モールス符号を利用した遭難信号“SOS”を発信できるソフト。週末に日帰りのつもりで春山登山に行ったものの、予想以上に日没が早くて遭難してしまったときなどに、ノートPCさえあれば手軽に遭難信号を送れて心強い。

　信号の発信方法は簡単で、本ソフトを起動してから［発信］ボタンを押すだけ。すると画面がフルスクリーン表示で赤く点滅を開始して、モールス符号を利用した信号を送り始めるので、あとは救助隊から発見されるまでノートPCを高く掲げ続ければよい。

　なお編集部で試用したところ、救助されるまでノートPCを掲げ続けると腕が疲れることを確認した。その場合は、ときどきノートPCを頭上に載せて腕を休めるとよい。

【著作権者】裏山救助隊
【対応OS】（編集部にてスノボついでに動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト（救助歓迎）
【バージョン】1.00（08/04/01）

□日々遭難！
http://hibisounan.koya/

（木喬本 崇史）