NEWS(10/04/01 00:00)

画像を自動認識できるようになったデジカメ画像管理ソフト「Dicasa」v3.6公開

起動時にデジカメの写った画像のみを自動認識してデータベース化可能に

「Dicasa」v3.6「Dicasa」v3.6

 デジカメ画像保存協会は1日、同協会の運営するデジカメ写真共有サービス“Dicasa デジカメ アルバム”と連携するデジカメ画像管理ソフト「Dicasa」の最新版となるv3.6を公開した。最新版の主な変更点は、起動時にHDD内もしくは指定フォルダ内にあるデジカメの写った画像のみを自動認識してデータベース化する“デジ顔認識機能”が追加されたこと。

 「Dicasa」は、デジカメの写った画像のみを管理するソフト。画像を被写体であるデジカメの発売順に並べて一覧表示できるなど、デジカメ画像の管理に特化した機能を備えており、撮りためた歴代“愛機”の画像整理に休日を費やすようなガジェットマニアから熱い支持を集めている。

 従来は手動でデジカメが写った画像を探し出して登録する必要があったが、本バージョンで追加された“デジ顔認識機能”により、起動時にHDD内もしくは指定フォルダ内にあるデジカメの写った画像のみを自動認識してデータベース化できるようになった。また、デジカメの写っていない画像をフィルタリングして一切表示しない仕様に変更された。これによって画像登録の手間がほぼ無くなった反面、一般的な目的での利用もほぼ不可能になった。

 さらに、ユーザーが任意に決められる“ラベル”を画像に付加して、特定ラベルの画像を抽出するなどの画像管理機能も強化され、独自のデータベースをもとに“メーカー名”“機種名”“カッコイイ”“3世代前”などの多彩なラベルを自動的に画像へ付加する機能も追加された。このため、ユーザーはなにもせずにデジカメ画像を管理可能。

 そのほか、画面右下の[場所]ボタンを押すと右ペインにデジカメの全体図が表示され、図の上にサムネイル画像をドラッグ&ドロップすることで、“右斜下”“裏側”など、デジカメのどの位置を撮影した写真かという情報を“カメタグ”として付加できるようになった。

 本ソフトは、VVinbovvsに対応するピーカン不許可のフリーソフトで、デジカメ画像保存協会会員が所持しているデジカメのメモリ内からダウンロードできる。

【著作権者】
デジカメ画像保存協会
【対応OS】
VVinbovvs(編集部のデジカメをかき集めて確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(ピーカン不許可)
【バージョン】
v3.6(10/04/01)
デジカメ画像保存協会
http://デジカメ画像.カメラ

(木喬本 崇史)