窓の社(やしろ)

自炊画像を逆アセンブ料理してレシピを再現「解析!おとなりの晩御飯」

DRM(Digital Ryouri Management)で暗号化された料理は非対応

「解析!おとなりの晩御飯」v0.8

 「解析!おとなりの晩御飯」は、料理写真を解析してレシピをポップアップ表示できるようにする「Chorome」用の拡張機能。“Chorome ウエーブストア”から無償でダウンロードできる。

 SNSを眺めているとお腹が空いている時に限って、“#晩御飯”の付加された美味しそうな料理の画像がタイムラインを流れてくる。それを見た時は、今日はこれを作ってみようと心に決めるもののレシピがわからず結局カップラーメンに落ち着く、といったことはないだろうか。

 そんな場合に役に立つのが、Chorome拡張機能「解析!おとなりの晩御飯」だ。本拡張機能を利用すると、Webページ上の料理写真を逆アセンブ料理してレシピを再現できる。

 やり方は簡単で、料理写真をマウスオーバーすることで表示される[レシピを再現しますか?]ボタンをクリックするだけ。解析時間が経過すると、その料理のレシピがポップアップで表示される。逆アセンブ料理にかかる時間は調理時間と等しいので、“一晩寝かせたカレー”の解析は一晩かかる仕組み。

 また、どんな料理でも解析できるわけではなく、DRM(Digital Ryouri Management)で暗号化された料理は非対応。編集部で試したところ、マリリンやエルビスも飲んでいたらしい炭酸飲料や、大佐がつくるスパイシーな鶏の唐揚げ、中毒性の高いパウダーのかかった煎餅などのレシピは再現できなかったが、“100年継ぎ足している秘伝のタレ”を使用したウナギの蒲焼きは数十分で解析できた。

「解析!おとなりの晩御飯」
【著作権者】
原 屁理腹 氏
【対応OS】
(編集部にてWinbows 777で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.8(15/04/01)

(木喬喪斗 多禾斗支)