特集

窓の杜特選!Androidアプリコレクション 第2回

RSSリーダーやPDFビューワー、ToDo管理など仕事に役立つアプリを11本紹介

(10/01/27)

 スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”用アプリを紹介する本特集。第2回となる今回は、RSSリーダーやPDFビューワー、ToDo管理といった仕事に役立つアプリを紹介しよう。

RSSリーダーは“Google リーダー”をオフラインで読める「NewsRob」がお勧め

「NewsRob」 「NewsRob」

 PC上でのRSSチェックに“Google リーダー”を利用しているなら、AndroidでもGoogle リーダーを活用しよう。Google リーダーにはAndroid端末のWebブラウザーから利用できるモバイル版も用意されているが、「NewsRob」を使えばより軽快に未読RSSのチェックが可能になる。

 「NewsRob」は、“Google リーダー”とデータを同期して、オフラインで閲覧できる専用クライアントアプリ。RSSフィードごとやタグごとなどで記事を一覧でき、各記事をタップすれば概要を確認可能。気になる記事は内蔵のWebブラウザーや任意の外部ブラウザーでページを開いて閲覧できる。また、一覧上の記事を一括で既読にすることも可能だ。

 未読の記事だけを表示することもできるので、効率的に未読を消化していけるだろう。さらに“スター”もつけられるので、あとで読みたい記事などにつけておくとよい。スターがつけられた記事だけを抽出して表示することも可能だ。なお、同期はメニューから任意に行えるほか、指定した間隔で自動同期することも可能。

記事の概要画面。タイトルをタップすると内蔵ブラウザーで、またメニューからは外部ブラウザーでWebページを開ける 記事の概要画面。タイトルをタップすると内蔵ブラウザーで、またメニューからは外部ブラウザーでWebページを開ける

トップ画面。フィードの一覧はフィードごとのほか、タグごとや全記事一括で表示することが可能。スターをつけた記事の一覧にもこの画面からアクセスする トップ画面。フィードの一覧はフィードごとのほか、タグごとや全記事一括で表示することが可能。スターをつけた記事の一覧にもこの画面からアクセスする

 一方、とくにPCとの連携は必要ないという場合は、単体で動作する「BlueRSS」がお勧め。こちらは複数のフィードの記事をまとめて表示する機能はないが、それ以外の使い方はおおむね「NewsRob」と同様だ。フィードは、URLを指定して追加するほか、フィードを提供しているWebサイト名から検索したり、Google リーダーからインポートできる。フィードの更新はバックグラウンドで自動チェックすることができ、新着記事があった場合はステータスバーへ通知を出すことも可能だ。

「BlueRSS」 「BlueRSS」 「BlueRSS」

「NewsRob」

【著作権者】
Mariano Kamp 氏
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.5.3

「BlueRSS」

【著作権者】
Blue Gorilla Team
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.1

「NewsRob」インストール用のQRコード 「NewsRob」インストール用のQRコード

「BlueRSS」インストール用のQRコード 「BlueRSS」インストール用のQRコード

PDF文書を閲覧したい場合は「RepliGo Reader」や「BeamReader」がお勧め

 Webやメールから入手したり、SDカードに保存したPDFファイルを閲覧したい場合、HT-03AにはPDFビューワーが付属しないため、アプリの追加が必要だ。

 お勧めは「RepliGo Reader」だ。フリックによるスクロールや表示の拡大・縮小、日本語対応の検索など一通りの機能を備えているが、秀逸なのは“Reading View”モード。これは、PDF文書の段組などを無視してテキストと画像を1列に再配置する機能で、文章中心のPDFが非常に読みやすくなる。ただし、表示速度は若干遅い印象だ。有償アプリだが、記事執筆時点ではセール中につき通常7.95米ドルのところ1.99米ドルで購入できる。

「RepliGo Reader」 「RepliGo Reader」

“Reading View”モード “Reading View”モード

 また、図版などの多いPDFをよく閲覧するなら、「BeamReader」もお勧め。スライダーによってなめらかに表示を拡大・縮小できるのが特長で、表示も軽快だ。検索など一般的な機能を備えるほか、テキストのみを抽出表示する“Text View”モードも利用できる。こちらも有償アプリで2月末までは1.99米ドルで購入できほか、10日間試せる体験版も用意されている。

 一方、フリーで利用できるPDFビューワーとしては「lcViewer」がある。PDFファイルを作者の用意した変換サーバーで独自形式に変換する仕組みで、開けるPDFファイルのサイズは10MBまでという制限があるほか、変換後のPDF文書は画像のような扱いになり、テキスト検索などは一切できない。変換にはそこそこ時間がかかるが、一度変換したファイルはキャッシュとしてローカルに保存しておくことができる。

「BeamReader」 「BeamReader」

「lcViewer」 「lcViewer」

「RepliGo Reader」

【著作権者】
Cerience Corporation
【ソフト種別】
ダウンロード販売 7.95米ドル
【バージョン】
2.0.2

「BeamReader」

【著作権者】
SLG Mobile, Inc.
【ソフト種別】
ダウンロード販売 1.99米ドル(09/01/27時点)
【バージョン】
1.1.2

「lcViewer」

【著作権者】
Derek Li 氏
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.1

「RepliGo Reader」インストール用のQRコード 「RepliGo Reader」インストール用のQRコード

「BeamReader」インストール用のQRコード 「BeamReader」インストール用のQRコード

「BeamReader 体験版」インストール用のQRコード 「BeamReader 体験版」インストール用のQRコード

「lcViewer」インストール用のQRコード 「lcViewer」インストール用のQRコード

MEMOAndroid マーケットで購入したアプリは“返品”できる

 Android マーケットでアプリを購入した際は、どんなアプリでも24時間以内にアンインストールすれば、購入代金の払い戻しを受けることができる。マーケットに登録されている有償アプリには体験版などが用意されていないことも多いが、この仕組みがあるため、万が一購入したアプリが期待した動作をしなかった場合も、24時間以内なら“返品”することが可能だ。

 ただし、払い戻しを受けられるのは当該アプリの初回購入時のみ。同じアプリをもう一度購入したら、払い戻しは受けられないので注意しよう。

「Microsoft Office」の文書を閲覧したい場合は「Documents To Go」

 「Microsoft Office」の文書を閲覧したい場合は、「Documents To Go」がお勧め。フリー版と有償のFull版があり、フリー版では「Word」のDOC/DOCXファイルや「Excel」のXLS/XLSXファイルが閲覧できる。Full版ではこれに加えて「PowerPoint」のPPT/PPTXファイルとPDFファイルが開ける上、表示倍率の変更、テキストのコピー、検索、編集や新規作成なども可能だ。

 また、PowerPoint文書もフリーで閲覧したいという場合は、「OffiViewer」が利用できる。ファイルを作者が用意したサーバーへ送信して変換する仕組みで、2MBまでのファイルに対応。変換結果は画像のような扱いになるためテキストの選択などは一切できないが、ちょっと内容を確認したいといった用途には十分だろう。一度変換したファイルはローカルにキャッシュとして保存しておくことができる。また、「Microsoft Office」の各種形式に加えて、「OpenOffice.org」などで使われるOpenDocument形式や、RTF形式にも対応している。

「Documents To Go」 「Documents To Go」

「OffiViewer」 「OffiViewer」

「Documents To Go」

【著作権者】
DataViz, Inc.
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.003

「Documents To Go Full Version」

【著作権者】
DataViz, Inc.
【ソフト種別】
ダウンロード販売 29.99米ドル
【バージョン】
2.003

「OffiViewer」

【著作権者】
Art of Solving Ltd
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.8.2

「Documents To Go」インストール用のQRコード 「Documents To Go」インストール用のQRコード

「Documents To Go Full Version」インストール用のQRコード 「Documents To Go Full Version」インストール用のQRコード

「OffiViewer」インストール用のQRコード 「OffiViewer」インストール用のQRコード

「Note Everything」でテキストメモや手書きメモ、音声メモをとろう

 外出先でちょっと思いついたアイデアなどをメモしたいときにお勧めなのが「Note Everything」だ。これ1本で、テキスト、手書き、音声と3タイプのメモを管理できる優れもの。メモのフォルダ分けに対応しているほか、メモのタイトルおよびテキストメモの内容を対象とした検索機能や、特定のメモを開くショートカットをホーム画面に作成する機能なども備えている。

「Note Everything」 「Note Everything」 「Note Everything」

 また、メモをデスクトップPCと共有したいなら、オンラインのメモサービスである“Evernote”を利用しよう。Android用に公式クライアント「Evernote for Android」が提供されている。Evernoteはサーバーへアップロードするファイルの容量が月40MBまでの無償サービスと、月500MBまでの有償サービスがあるが、メモ用途に利用するなら無償サービスで十分だろう。クライアントからは、テキストメモ、撮影した写真、音声メモのアップロードが可能で、タグを付加したり、アップロード先の“ノートブック”を選ぶことができる。また、ファイルのアップロードも可能だが、無償サービスの場合は画像やPDFなど一部のファイルに限られる。

「Evernote for Android」 「Evernote for Android」 「Evernote for Android」

「Note Everything」

【著作権者】
SoftXPerience
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.8.4

「Evernote for Android」

【著作権者】
Evernote Corporation
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3

「Note Everything」インストール用のQRコード 「Note Everything」インストール用のQRコード

「Evernote for Android」インストール用のQRコード 「Evernote for Android」インストール用のQRコード

「Astrid」でToDo管理、“Remember The Milk”の公式クライアントも

 AndroidでToDo管理をするなら、タスクに重要度やタグを付加したり、期限を設定して通知できる「Astrid」がお勧めだ。多機能なだけでなく、画面の最下部にはタスクを一発で追加できる入力ボックスが用意されているなど、手軽に使えるのもうれしい。そのほか、オンラインのToDo管理サービスとしては定番の“Remember The Milk”(以下、RTM)とToDoを同期する機能を備えており、指定した間隔で自動的に同期できる。

「Astrid」 「Astrid」 「Astrid」

 また、RTMには公式のクライアントアプリ「Remember The Milk for Android」も用意されているので、普段からRTMでToDo管理をしている人はこちらもお勧めだ。公式だけあって、用語や色使いなどまでRTMと揃っているため違和感なく利用できる。Webサービスと定期的に同期してオフラインで利用でき、通知機能も利用可能。なお、クライアント自体は無償だが、利用するにはRTMのProアカウントが必要で、こちらは年間25米ドル。

「Remember The Milk for Android」 「Remember The Milk for Android」 「Remember The Milk for Android」

「Astrid」(左)と「Remember The Milk for Android」(右)のウィジェット 「Astrid」(左)と「Remember The Milk for Android」(右)のウィジェット

 そのほか両アプリともに、ホーム画面へ直近のタスクを表示するウィジェットを配置することも可能だ。

「Astrid」

【著作権者】
we <3 astrid
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.10.2

「Remember The Milk for Android」

【著作権者】
Remember The Milk
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.0

「Astrid」インストール用のQRコード 「Astrid」インストール用のQRコード

「Remember The Milk for Android」インストール用のQRコード 「Remember The Milk for Android」インストール用のQRコード

(中村 友次郎)