週末ゲーム

『週末ゲーム』ライター陣による記念コラムを一挙掲載!

お勧め作品の再紹介から、作者の皆様へのメッセージまで

(12/10/12)

 インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、編集部がピックアップした作品を毎週紹介していく連載コーナー『週末ゲーム』。1999年に始まった本コーナーも、今回でついに500回を迎ました。今回は500回記念特別企画として、『週末ゲーム』のライター陣によるコラムを掲載します。お勧め作品の再紹介あり、作者の皆様へのメッセージありと、テーマ自由でざっくばらんに語っていただきました。ゲーマーとしてのプロフィールが垣間見えるアンケート結果も掲載いたしましたので、併せてお楽しみください。

140回を超える執筆で思い出深いゲームはコレ! by 芹澤正芳

  • 現在プレイしている、または最近プレイした商業ゲーム
    バイオハザード6、Dies irae~Acta est Fabula~
  • 印象に残っているコンシューマーゲーム
    ダンジョンエクスプローラー(PCエンジン)、ガングリフォン(サターン)、初音ミク -Project DIVA- 2nd(PSP)
  • 初めて自分で買ったコンシューマーゲーム機
    高校時代にアルバイトして買ったネオジオ
  • 印象に残っている商業PCゲーム
    英雄伝説III 白き魔女(PC-98)、闘神都市II(PC-98)、Serious Sam(Windows)、Ghost Recon(Windows)
  • 好きなゲームメーカー・ブランド
    日本ファルコム、風雅システム、アートディンク、ゲームアーツ
  • ゲームに関する自慢をひとつ
    太陽の神殿 アステカIIをノーヒントでクリア(あまりの感動に叫んだ)

 祝!連載500回。いやー凄いことです。週末ゲームの連載に初参加となったのは2004年。実に8年も関わっている。ありがたい限りです。記念ということで、自分が書いた回を調べてみましたが、143回(特別編2回を含む)と多いのか少ないのか(もしや一番書いてる!?)。今回は好きなテーマで書いていいということで、非常にインパクトの強かったゲームを紹介したいと思う。その基準は、プレイしていてとにかく面白かったもの、もしくは原稿の執筆後、完全なプライベートでもプレイするほど惚れ込んだもの。おいおい、定番の人気ゲームばかりじゃないかと思うかもしれませんが、やっぱり定番になるほどの完成度ということ。未プレイだったら、ぜひともダウンロードしてみてほしい!

 というワケで、まず1本目は第381回に紹介した2D対戦格闘「ヴァンガードプリンセス」。定番タイトルだが、いまでもたまにプレイしてしまうほどの魅力がある。フリーゲームとは思えない超美麗なグラフィックで大きな話題となったため覚えている人も多いかもしれないが、見た目だけではなく格闘ゲームとしても爽快感バツグンで面白い。筆者はプロレスファンであるため、ロリキャラのリリスを使って、必殺技であり超有名なプロレス技でもある“スタナー”ばっかりやっているが、これが非常に気持ちいい。原稿を書くために気持ちを盛り上げたいときに最適なワケである。

誰もが驚くハイクオリティなグラフィックが魅力誰もが驚くハイクオリティなグラフィックが魅力

プロレスファンならスタナーの気持ちよさがわかるハズだ!プロレスファンならスタナーの気持ちよさがわかるハズだ!

 2本目は第433回に紹介した、ローグ風ステージ自動生成型の探索アクションゲーム「Spelunky」。ローグ系RPGと遺跡探検アクションゲームの融合というべき内容だ。少ない体力、数多くの敵やトラップと、油断するとものの数秒でゲームオーバーになることも珍しくない高難易度なゲームだが、ステージ構成が毎回ランダムに変化するので、いつでも新鮮。同じ状況は二度とないので何度でも、それこそ1,000回でも遊べてしまうのが大きな魅力だ。私はすでに500回以上プレイしているが、たいていは最初の3ステージで死んでしまう程度の腕前。しかし、それでも面白い。操作が軽快なのでキャラクターを走らせてジャンプさせるだけでも気持ちいいのもポイントだろう。店から盗みをしたり、美女を助けたと思いきや敵を倒すため投げつけることもできたりと、自由度が異常に高いのも何度もプレイしたくなる要因。次こそスゲー運がいい展開が待ってるんじゃないかと思ってしまうのである。

軽快な操作感のローグ系遺跡探索アクションゲーム軽快な操作感のローグ系遺跡探索アクションゲーム

お店からアイテムを盗んで店主に追っかけられるのも楽しみのひとつお店からアイテムを盗んで店主に追っかけられるのも楽しみのひとつ

 3本目は第437回で紹介したRPG「らんだむダンジョン」。多くのファンがいる作品だが、私もその一人。敵を倒しながらダンジョンにひたすら潜っていくというシンプルな内容だが、1,000を超えるアイテム、100以上ものイベント、さまざまなスキルから生み出される多彩な戦術に加え、閑散とした村が発展していくなど、とにかく凄まじいまでの要素が詰め込まれている。それでいながら、少しずつゲームの全貌が明らかになっていく展開、絶妙なボケとツッコミで笑わせてくれるキャラクターによって、すんなりとその世界に入っていけるのが大きな魅力。作者のセンスが光りまくる、ついニヤリとしてしまうネタ満載のアイテム解説文、笑いあり、涙ありとグッと胸が熱くなるイベント、戦略が求められるボス戦、どれもが面白い。クリアだけでも20~30時間かかり、アイテムコンプリートを目指せば100時間は遊べる超大作。素晴らしい作品だ。

主人公は喜怒哀楽のハッキリした女戦士“アナンタ”主人公は喜怒哀楽のハッキリした女戦士“アナンタ”

アイテムの解説文は超必見!ネタ満載でこれを読むだけでも面白いアイテムの解説文は超必見!ネタ満載でこれを読むだけでも面白い

 このほか、RPGで印象深い作品は第447回で紹介したギャグ系RPG「四月馬鹿達の宴」。なんだコレ?と思うような世界観ながら、気付くと引き込まれている不思議な作品。ハチャメチャと思わせながら、最終的にはしっかりと着地するストーリー展開が素晴らしい。あとは第468回で紹介した大商人を目指すRPG「行商!」。自分が商売することで世界が広がる、変化すると感じられるのが非常に面白い。世界全体に自分が関わっていると、ここまで感じさせるRPGはないのではないだろうか。

 最後に、この連載のおかげで出会えたいいゲームがたくさんあります。これからもいいゲームを見つけ、その面白さを少しでも伝えていければいいなと思っています。これからも週末ゲームをよろしく!

足かけ9年のメモリー by 藤井宏幸

  • 現在プレイしている、または最近プレイした商業ゲーム
    機動戦士ガンダム バトルオペレーション、SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド、アイドルマスター2、爆烈軍団レネゲード、戦場のヴァルキュリアDUEL
  • 印象に残っているコンシューマーゲーム
    飛龍の拳(Ⅲまで)、ファイヤープロレスリングシリーズ、サンダーフォースⅢ、ロマンシング サ・ガ1~3、ステラアサルト、ファンタシースターシリーズ
  • 初めて自分で買ったコンシューマーゲーム機
    セガサターン
  • 印象に残っている商業PCゲーム
    ハイドライド、ザナドゥ、スペースマンボウ、アレスタ2
  • 好きなゲームメーカー・ブランド
    セガ・エンタープライゼス(あえて旧名称)、データイースト、テクノスジャパン、T&Eソフト
  • ゲームに関する自慢をひとつ
    ゲームを仕事にする、という少年時代の夢を叶えたことです。

 私が週末ゲームの記事作成に参加するようになったのが2003年2月、第162回の「最後の切札」という新日本プロレスのオンライントレーディングカードゲームからで、およそ9年のお付き合いになります。当時の担当編集さんも代替わりしましたので、一応最古参ということになるようです。2003年当時はまだPCのマシンパワー自体が低く、3Dグラフィックスを動かすようなゲームは動作環境を満たせない人も多いため、2Dの軽いゲームが多かったですね。また、今と違ってOSはWindows 95~XPまでが現役だったりする頃で、動作確認に手間がかかっていました。今も記事に【対応OS】という項目があるのはその名残です。また、今ではファイルサイズを気にする人はほとんどいないでしょうが、通信速度の低い環境もまだまだあったので、かつてはファイルサイズも記載していましたね。

スマホでプレイするとよさそうな、コンパクトかつグラフィックに頼らない良作も多数。画像は全自動RPG「まほでんわーるど」だスマホでプレイするとよさそうな、コンパクトかつグラフィックに頼らない良作も多数。画像は全自動RPG「まほでんわーるど」だ

 フリーゲームやシェアウェア、同人ゲームの数ですが、これは9年前と比較すると大幅に供給数が増えています。かつてはとにかく『新しいネタが無い』というのが日常的で、ニュース記事とネタの奪い合いなんてことも多々ありました。かぶってはいけないルールだったので。あまりのネタ不足で専門学校生の制作物や海外のフリーゲーム制作者を当たるなど苦労した時期を思うと、近年の質も申し分ないゲームが多く作られる現状は素晴らしいと思います。

 コンシューマーゲームのライターやシナリオライターとしてゲーム制作に携わっている者としては、商業の場ではできないピーキーなゲームバランスやわかりにくいゲームシステム、洗練されていないが勢いのあるテキストなど、独特の強烈な個性に出会えた時がすごく感動します。ゲーム業界は規制、規制、また規制、といった方向でしがらみが増える一方です。それを知っていると、のびのび作りたいものを作っている自主制作の世界はかつてのおおらかだったゲーム業界の空気を感じることも多く、金銭面はともかくとして、まだまだ伸びていく機運を感じます。動画制作や同人誌をはじめ、一億総クリエイター時代などとも言われていますが、ゲームも個人のつながりで制作し、楽しんでいく比率が高まっていくかもしれません。そうなるとこの週末ゲームはその歴史の一部を記録したもの、という意義をもつようになるのでしょうかね。

 最後に、私の担当記事から思い出深い作品を。「女神の涙TRUE」は、暗殺者という設定とストーリーが商業ではまず出せない(アサシンクリードがありますが)ものですが、雰囲気のいいテキストに加えゲームのテンポがよく、よく覚えています。「Speed Shooter」は、パズルならまずこれ。トランプを使うアクション性の高い作品ですが、暇があればこればかりやっている時期がありました。シューティングでは「ヴェイカント・アーク」。とにかくクセがもの凄くあり、普通のシューティングでは味わえない感覚があります。3DアクションRPG「The Ruins Of The Lost Kingdom」は出来もさることながらボリュームがすごい。記事を書いたゲームはだいたいクリアまでプレイするのですが、これだけは編集さんに“無理です、終わりません”と泣きを入れた気が。ローグ、不思議のダンジョン系が好きなら「Selenite」と「Under World」、フィールド探索型RPGなら「ランダムヒーローズ」、SLGなら体験版ですが「リサイクルプリンセス」が好きですね。未プレイの方はぜひ。精鋭揃いですよ!

前方への連射ショットが主要な攻撃手段になっていない「ヴェイカント・アーク」はシューティング好きにこそ味わってほしい前方への連射ショットが主要な攻撃手段になっていない「ヴェイカント・アーク」はシューティング好きにこそ味わってほしい

「The Ruins Of The Lost Kingdom」は3人パーティを組んでダンジョン探索ができる3DアクションRPG。コンボが多彩で熱い「The Ruins Of The Lost Kingdom」は3人パーティを組んでダンジョン探索ができる3DアクションRPG。コンボが多彩で熱い

同人ゲーム作者の皆さん、世界を目指せ! by 佐藤カフジ

  • 現在プレイしている、または最近プレイした商業ゲーム
    EVE ONLINE、Arma2(DayZ)、FIFA 13
  • 印象に残っているコンシューマーゲーム
    ドラゴンクエストI、ヒットラーの野望(ファミコン)、THE SUPER 忍(MD)、カルネージハートシリーズ(PS)、Trials HD/Evolution(XBLA)
  • 初めて自分で買ったコンシューマーゲーム機
    セガ マークII
  • 印象に残っている商業PCゲーム
    DOOM、Ultima Online、Civilization III
  • 好きなゲームメーカー・ブランド
    故Microprose、Valve、CCP Games
  • ゲームに関する自慢をひとつ
    各種ゲームをガッツリ練習して公式大会に出場するとアガってしまって何かする前に初戦敗退するのが得意

強制スクロールシステムでローグ系RPGに新たな手応えを加えた「片道勇者」強制スクロールシステムでローグ系RPGに新たな手応えを加えた「片道勇者」

 海外ゲームかぶれの筆者から一筆。PCの性能向上や開発ツールの充実が進み、ゲーム製作のむずかしさが次第に解消されてきている。連載第498回でご紹介したSmokingWOLF氏によるローグ系RPG「片道勇者」はその典型のひとつ。作者本人の手によるゲーム製作ツール「WOLF RPG エディター」で開発されたゲームだ。

 本作はツールがサポートする表現の範囲内で発想されたゲームコンセプトに特徴がある。その核となるのは“右方向への強制スクロール”という、通常、RPGを作る際には検討すらされないであろうアイディアだ。それが、本作においてローグ系RPGに全く新しいタイプの緊張感や面白さを作り出すことに成功している。ローグ系RPGを多数プレイしてきた筆者もこれには新鮮味を感じ、ついつい何時間も遊び込んでしまった。たとえ、序盤が体験版で本編が有料となるシェアウェアであっても1,000円くらいなら払ったかもしれない。

 人は、無限の自由の中よりも、一定の枠内でのほうが創造性を発揮しやすいという。「片道勇者」のゲームコンセプトは好例のひとつではないだろうか。創造性を刺激するゲーム製作ツールでまったく新しいゲームを作る、あるいは既存のゲームジャンルに新たな光を与える。そうして作られたゲームは時代を越える面白さをもつ。また同時に、“基本的な要素”の開発に労力を割かずに済むためスキが少なく、良作が多いように思う。

 ワールドワイドでゲーム産業を見てみると、最新技術を駆使したAAAタイトルが苦戦を強いられている一方、技術的な制限の中で新奇性のあるゲームコンセプトを備えたインディーズゲームが大ヒットを飛ばしている。PCとXbox 360で売上1,000万本を越えたとも言われる「Minecraft」や、「Armed Assault 2(Arma2)」の無料MODとして登場するや数カ月で100万人のユニークユーザーを獲得し、一時は「Arma2」の売上を60倍に伸ばしたと言われる「DayZ」をはじめ、枚挙に暇がない。

 一定の制限下で創造性を発揮した作品が世界に受け入れられているという潮流だ。これはまさに日本人の最も得意とするところではないだろうか。配信チャンネルについても、今ではSteamやXbox インディーズゲーム、App StoreにGoogle Playなど国境を超えて作品を発表できる場が多く登場している。言葉の壁や、文化の違いを和らげるユニバーサルデザインの導入など課題もあるが、機は熟したのではないかと思う。

 同人ゲーム作者の皆さん、世界を目指せ!

読ませる文章も魅力!ゲームブック風ダンジョンRPG「Ruina 廃都の物語」 by 霧島煌一

  • 現在プレイしている、または最近プレイした商業ゲーム
    ファンタシースターオンライン2、PHANTASY STAR ONLINE EPISODE I&II Plus(GAMECUBE版のオフラインモード)、星霜鋼機ストラニア、初音ミク -Project DIVA- f、武装神姫バトルマスターズ Mk.2
  • 印象に残っているコンシューマーゲーム
    ゲーム天国(サターン版)、魔法騎士レイアース(サターン版)、ダライアス外伝(サターン版アーケード移植)、魔導物語シリーズ(ゲームギア版PC移植)、サイキックフォース(PS版アーケード移植)
  • 初めて自分で買ったコンシューマーゲーム機
    スーパーファミコン(僅差でゲームギア)
  • 印象に残っている商業PCゲーム
    スペースローグ(FM TOWNS版)、第4のユニットシリーズ(FM TOWNS版他)、イースII(FM77AV版他)、機械仕掛けのイヴ(Windows版)、武装神姫BATTLE RONDO(Windows版)
  • 好きなゲームメーカー・ブランド
    (旧)タイトー、(旧)ナムコ、グレフ、コナミ、セガ
  • ゲームに関する自慢をひとつ
    ザナドゥ・シナリオIIをノーヒントかつマッピング無しでクリアした

 私の好きなゲームジャンルはスクロールシューティングとノベルゲームなのですが、腕前の関係もあって週末ゲームではもっぱらノベルゲームの担当に。“物語”が肝のノベルゲームで“ネタバレ”をせずに作品の魅力を伝えるのにいつも七転八倒していることもあって、どれも思い出深い作品ばかりなのですが、あえて1本に絞るなら第366回で紹介した「Ruina 廃都の物語」でしょうか。

 とこう書くと、ノベルゲームじゃなくてRPG作品だろ!というツッコミが各方面から聞こえてきそうですが、この作品、1980年代中頃に一世を風靡した“ゲームブック”、大雑把に説明すると『コンピューターRPGの源流となったテーブルトークRPGを書籍の形に置き換えたもの』をオマージュした作品だけあって、プレイヤーの行動選択の豊富さが特徴であると同時に、ノベルゲームにも負けないくらいに“読み物”としても楽しめる作品でした。

 主人公の暮らす片田舎の町外れで見つけた遺跡を調査していくうち、どんどん話のスケールが大きくなっていき、物語は思ってもいなかったような経緯を辿りつつ、某SFアニメを思わせるような結末へとたどり着きます。

 このストーリー展開と伏線回収の巧みさももちろんですが、個々のエピソードへと読者を引き込んでいく文章力の高さも見逃せません。これが仇(?)になって、本作をプレイした人の中には、とあるシーンで登場した台詞『見ているよ』がトラウマになった人もいるとかいないとか。

 もちろん、RPG作品としても練り込まれた戦闘シーンや前述の行動選択肢の豊富さに加え、物語の要所要所で登場するちょっとしたパズル的な場面や、雰囲気満点のビジュアル要素など、最後の最後までプレイヤーを飽きさせない素晴らしい作品でした。ゲーム開始前に選んだ主人公の生まれ(職業)によって、物語の重要なシーンでのストーリー展開が変わることもあり、一度クリアしても何度も挑戦したくなること請け合いです。

 紹介からすでに3年以上がたった作品ですが、現在のコンシューマーRPGにも引けを取らない、大げさに言ってしまえば現在の市販RPGが失ってしまったRPGの魅力がぎっしりと詰まった本作は、往年のゲームブックファンやRPG好きの人はもちろん、ファンタジー小説を読むのが好きという人にも、ぜひチャレンジしてほしい作品です。

派手なビジュアルではないものの、作品の雰囲気にマッチしたイラストと文章の相乗効果で物語を盛り上げてくれます派手なビジュアルではないものの、作品の雰囲気にマッチしたイラストと文章の相乗効果で物語を盛り上げてくれます

登場キャラクターのひとり“メイド忍者”のフラン。キャラクターイラストは雰囲気にマッチしつつもわりと今風な感じです登場キャラクターのひとり“メイド忍者”のフラン。キャラクターイラストは雰囲気にマッチしつつもわりと今風な感じです

(芹澤 正芳、藤井 宏幸、佐藤 カフジ、霧島 煌一)