週末ゲーム

縦スクロールシューティングゲーム「RefRain 〜prism memories〜」体験版

多彩な攻撃方法で敵機を撃破していく爽快シューティング

(11/07/22)

タイトル画面

 『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、多彩な攻撃方法で大量の敵機を破壊していくのが爽快な縦スクロールシューティングゲーム「RefRain 〜prism memories〜」の体験版を紹介しよう。

攻撃方法の異なる3つの機体、操るのは3人の少女達

多彩な攻撃と派手な演出が魅力の縦スクロールシューティングゲーム 多彩な攻撃と派手な演出が魅力の縦スクロールシューティングゲーム

Blitz Lesterのロックショットは攻撃範囲が狭いなど、機体ごとに特性が大きく異なる Blitz Lesterのロックショットは攻撃範囲が狭いなど、機体ごとに特性が大きく異なる

選んだキャラクターごとに変化するメニュー画面も面白い。これはティの場合 選んだキャラクターごとに変化するメニュー画面も面白い。これはティの場合

 「RefRain 〜prism memories〜」は、全5ステージ+αのクリアを目指す縦スクロールシューティングゲーム。広範囲に攻撃できる“メインショット”、ロックオンした敵を集中攻撃する“ロックショット”、4段階に変化する強力な攻撃を繰り出す“M.E.F.A2”と多彩な攻撃方法が用意されており、迫り来る大量の敵機を一掃しながら進んでいける爽快感が大きな魅力となっている。画面構成は2D見下ろし型だが、機体や背景、エフェクトなどは3Dグラフィックで描画されており、派手な演出が楽しめるのも見どころだ。

 なお、本作は現在開発中の同人ゲームで、完成版は8月に開催される同人誌即売会“コミックマーケット80”にて頒布予定になっているほか、同人ショップでの委託頒布も予定されている。執筆時現在は2ステージ目がプレイ可能な体験版が公開されており、今回はこの体験版を紹介する。

 本作は、操作する機体を搭載武装や操作性が大きく異なる3つから選べるのも面白い点で、各機体を操るのは3人の少女達。おとなしくてマジメだがちょっと暗めの“ミリア”が操るのは、クセがなく扱いやすい機体“Must Vipier(ムストバイパー)”。明るくてにぎやかな“ティ”が操るのは、ロックショットの攻撃範囲が狭いものの機動力の高い機体“Blitz Lester(ブリッツレスター)”。仕事に一途なお姉さん“ミューズ”が操るのは、ショットの発射方向を変化させられるテクニカルな機体“Bronx Terror(ブロンクステラー)”となっている。

 操作はキーボードおよびゲームパッドに対応しており、キーボードでの操作はカーソルキーで自機の移動、[Z]キーでメインショット、左[Shift]キー+[Z]キーでロックショット、[X]キーでM.E.F.A2の発動、[C]キーで“コンセプトリアクター”(後述)の展開となる。ロックショットは自機の周囲に展開するオプションがロックオンした敵を集中攻撃してくれるが、自機の移動スピードは低下する。

 特殊攻撃であるM.E.F.A2は、敵にショットを撃ち込むことで溜まっていく“M.E.F.A2ゲージ”を消費して発動できる。M.E.F.A2ゲージは最大6回分までストックが可能だ。高い攻撃力を備えるほか、敵弾を消す効果もあり、発動時はわずかな時間ではあるが無敵となるためピンチの回避にも役立つ。

コンセプトリアクターは敵弾を破壊可能なオブジェクトに変化させる コンセプトリアクターは敵弾を破壊可能なオブジェクトに変化させる

 コンセプトリアクターは、敵を倒したときに登場するアイテムを入手することで溜まる“コンセプトリアクターゲージ”を消費して発動するもので、敵弾を当たり判定のない破壊可能なオブジェクトに変換する。発動時は1秒間の無敵時間が発生するので、こちらもピンチの回避に利用できるほか、敵弾から変換されたオブジェクトを破壊するとM.E.F.A2ゲージが一気に溜まるというメリットも。ボスなど強力な敵と戦うときに有効だ。

 敵機や敵弾に1回触れるとシールドが破損して自機の表示が赤くなり、その状態でさらに敵機や敵弾に触れるとミスとなって残機が減る。残機がゼロの状態でミスをするとゲームオーバーだ。

M.E.F.A2の連続使用で一気に敵機を倒す快感に酔おう

M.E.F.A2は連続使用するとより強力な攻撃に変化する M.E.F.A2は連続使用するとより強力な攻撃に変化する

 敵機を倒す上で最大のポイントになるのが、M.E.F.A2の使い方だ。M.E.F.A2は、連続してボタンを押すことで最大4段階まで攻撃内容を強化できる。もちろん4段階まで発動するには4回分のM.E.F.A2ゲージが必要だが、広範囲にダメージを与え敵弾を消去することが可能だ。しかも、3段階目、4段階目のM.E.F.A2が命中した敵機は一時的に身動きが取れなくなる“ノックバック”状態となり、さらに攻撃を叩き込める。ノックバック中は敵機の周りに青いリングが発生するので一目瞭然だ。

 また、M.E.F.A2とコンセプトリアクターと連携させることで強力な連続攻撃を発生させられるのも大きなポイント。たとえば、コンセプトリアクターが1回以上、M.E.F.A2が3回発動できる状況で、まずM.E.F.A2ボタンを3回連続で押して敵機をノックバック状態にする。続いてすかさずコンセプトリアクターを発動し、敵弾をオブジェクトに変換。そのオブジェクトを破壊すればM.E.F.A2ゲージが一気に溜まるので、M.E.F.A2ボタンを連打してさらに攻撃を畳みかけるという具合だ。このテクニックは敵機の多い場所やボス戦で役立つだろう。

M.E.F.A2の3段階目以上は敵機の動きを一時的に止められる M.E.F.A2の3段階目以上は敵機の動きを一時的に止められる

M.E.F.A2の4段階目やコンセプトリアクターの発動時にキャラクターがカットインされるのも見どころ M.E.F.A2の4段階目やコンセプトリアクターの発動時にキャラクターがカットインされるのも見どころ

ボスの強力な攻撃の前にはイラストがカットインされる。攻撃に備えよう ボスの強力な攻撃の前にはイラストがカットインされる。攻撃に備えよう

 このほか、ボスが強力な攻撃を繰り出す前には、キャラクターのイラストがカットインされる。それに合わせてM.E.F.A2を発動させれば、敵弾を消滅させて危険を回避可能だ。なお、強力な攻撃前にイラストのカットインが入るのは初回時のみ。2回目の攻撃時からはカットインがないので、攻撃前にどのような動作が発生するかは、初回時にしっかりと覚えて対応できるようにしておきたい。

 ちなみに、敵を倒したときに登場するアイテムは、出現した直後に取るほどコンセプトリアクターゲージが多く上昇する。コンセプトリアクターゲージはなかなか溜まらないので、早めのアイテム取得を心がけることが大切だ。

 多彩な攻撃方法で敵機を撃破していくのは非常に爽快。敵弾を避けるのに集中が必要ないわゆる“弾幕系”とは違った面白さを生み出している。さらに、3つの機体ごとにプレイスタイルが大きく異なるので、体験版は1つのステージしか遊べないとはいえ、何度も楽しくプレイが可能だ。しかも、難易度は4種類も用意されており、シューティングゲームの初心者から上級者まで楽しめるのも魅力。完成版の登場が待ち遠しいタイトルだ。

【著作権者】
RebRank
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
体験版
【バージョン】
0.91.01(11/06/12)

(芹澤 正芳)