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緯度・経度から国内の住所表記へ変換「usoinfo reverse geocoder」

ネットに接続されていなくてもOK、GPSデータから大まかな住所がわかる

(11/02/28)

「usoinfo reverse geocoder」v1.0「usoinfo reverse geocoder」v1.0

 緯度と経度から国内の住所へ変換できるソフト。度・分・秒や10進数で表記された緯度と経度の位置情報データを入力すると、日本国内であれば都道府県から始まり“□□町△丁目”や“大字○○”あたりまでの大まかな住所へと変換することができる。国土交通省が公開している位置参照情報データを内蔵しており、インターネットに接続されていないオフライン環境で使用できるほか、CSVファイルからの一括変換も可能。

 1地点ずつ個別に調べる場合、度・分・秒または10進数の数値でテキストボックスへ入力して[変換]ボタンを押せばOK。すると結果が下欄に、たとえば“ 住所を探索しました N35.691091 E139.740839 は "東京都千代田区三番町" です”のように表示される。設定により、“都道府県”と“市区町村”と“字・町丁目”の区切りには任意の文字を使用可能。

 一方CSVファイルを一括変換する場合は、CSVファイルのパスと出力先のファイルパスをそれぞれ指定して[変換]ボタンを押せば、一括変換が行われる。サンプルのCSVファイルも用意されているので、実際に変換してみて参考にするといいだろう。そのほか、コマンドプロンプトなどから起動オプションを指定して利用するCUIのコマンドライン版も同梱されている。

 なお、本ソフトが内蔵している位置参照情報は2009年版のため、それ以降に市区町村合併などで住所が変更された場合、旧住所になってしまうことがあるので注意。

【著作権者】
usoinfo 氏
【対応OS】
Windows XP以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0

(川原 徹也)