今日のお気に入り

複数IMEをアプリケーションごとに自動で使い分ける「TruthCIME」

ウィンドウタイトルやクラス名などで自動切り換え

(11/02/22)

「TruthCIME」v2.1.0.0「TruthCIME」v2.1.0.0

事前にIMEの設定でホットキーを登録しておく事前にIMEの設定でホットキーを登録しておく

 複数のIMEをアプリケーションごとに自動で使い分けられるようにするソフト。たとえば“Twitter”には流行語やネット用語に強い「Google 日本語入力」を使い、仕事で「Microsoft Office」を使うときは常にMS-IMEを使用する、といった使い分けが簡単にできる。また、アプリケーションによって特定のIMEと相性が悪い場合のトラブル回避などにもいいだろう。

 本ソフトの仕組みは簡単で、まずWindows標準の機能として個々のIMEをホットキーで切り替えられるよう設定しておき、次に本ソフト側の設定でウィンドウタイトルやクラス名と、IMEを切り替えるホットキーの組み合わせを登録しておく。すると普段は登録アプリケーションがアクティブになるたびに、本ソフトが自動でホットキーを送出し、結果としてIMEを自動で切り替えられるというわけだ。

 そのため、最初にIMEをホットキーで切り替えられるよう設定する必要がある。言語バーの右クリックメニューなどから設定を開き、“基本設定”の[キーの設定]で現れる“詳細なキー設定”画面の“入力言語のホットキー”のリストに表示される各IMEごとに[キーシーケンスの変更]を選び、[キーシーケンスを有効にする]をONにして、任意のホットキーを指定すればOK。

 次に本ソフトを起動し、対象とするアプリケーションと上記で指定したホットキーの組み合わせをリストに登録していく。アプリケーションの識別方法は、クラス名、ウィンドウ名、ファイル名のいずれかから選択可能。クラス名やウィンドウ名はそれぞれボタンを押して表示される指示通り、10秒以内に対象ウィンドウをアクティブにすれば、自動で認識されて簡単に登録できる。すべての組み合わせを追加したあとは[保存]ボタンを押しておこう。

 以後、本ソフトを最小化するか起動し直すとタスクトレイに常駐し、対象のアプリケーションやウィンドウがアクティブになると自動でIMEが切り替わるようになる。

 なお、動作には「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」が必要。

【著作権者】
Truth&Hope 氏
【対応OS】
Windows XP
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1.0.0(11/01/30)

(川原 徹也)