PCのマスターボリュームをテレビ風にレベル表示し、簡単に音量調節できる常駐ソフト。ホットキーでもマウスクリックでもホイール回転でも、ユーザーの好みに合わせて音量を操作できるのが特長。PC標準の音量操作がやりにくいと感じている人などにお勧め。

　起動するとタスクトレイに常駐し、現在の主音量を示す半透明のインジケーターがデスクトップの下方に表示される。インジケーターはテレビのように音量操作時のみ表示され、しばらくすると自動で消える仕組み。音量操作をキーボードで行う場合、任意の“メインキー”＋特定キーの組み合わせがホットキーになる。標準では［無変換］＋［←］［→］キーで音量増減、［無変換］＋［↓］キーでミュート、また［無変換］＋数字キーでそれぞれ音量レベルを10～100％にできる。

　マウスを使う場合は、タスクトレイアイコンをクリックするか［無変換］キーを押すとインジケーターが現れるので、インジケーター上をクリックして音量を直接選択できるほか、インジケーター表示中にタスクバー上でホイール回転すれば音量の増減が可能。ミュートはタスクトレイアイコンの右クリックメニューから行う。そのほか、［←］［→］キーや数字キーを押しながらタスクトレイアイコンのクリックでも音量操作が可能。

　設定により、インジケーターの表示位置を画面の上・中・下から選択したり、表示色や表示時間も好みで変更できる。メインキーは標準の［無変換］キーから任意のキーに変更可能。また、1回の操作で変化する音量レベルなども好みで指定できる。