音声の音量や出力方向を不規則に変化させることで、聴覚を刺激できるソフト。音の変化を意識することにより、集中力の向上が期待できる。好きな音楽を再生しながら利用できるため、作業の合間などの休憩ついでに使うのがオススメ。

　使い方は簡単で、「Windows Media Player」や「iTunes」など任意のプレイヤーで音楽を再生しているときに、本ソフトを起動して［開始］ボタンを押すだけ。すると、再生音量がランダムに変化するほか、通常なら左右のスピーカーから同時に出力される音が右だけ、左だけ、両方からといった具合でランダムに変化する。

　作者オススメの使い方は、ボールを思い浮かべ、再生音量の大小や左右どちらから聞こえるかに応じて、想像上のボールの大きさを変えたり転がして移動させたりするというもの。ボールを思い浮かべなくても、ランダムに変化する音を耳で追うことにより集中力が鍛えられそうだ。また作者によると、1日15分、14日間の使用で理解力や速読力、思考力などの向上も期待できるという。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。