任意のプログラムが起動するまでの時間を計測できるソフト。たとえば自作ソフトをバージョンアップしたりPCを買い換えた際、あるプログラムの起動がどれくらい速くなったかを客観的に数値比較したいときなどにお勧め。

　使い方は至ってシンプル。本ソフトのウィンドウ上へ、測定したいプログラムの実行ファイルをドラッグ＆ドロップすると、そのファイル名および起動にかかった時間を秒単位で表示する。また、関連付けられたファイルをドラッグ＆ドロップして起動時間を測定することも可能。測定結果はCSVファイルに自動保存される。

　なお、本ソフトで測定しているのはプロセス開始から“WaitForInputIdle”、つまりプロセス初期化が完了して入力の未処理がなくなりユーザー入力待ちになるまで。そのため対象プログラムによっては、ウィンドウ描画が完了する前に測定値が表示されたり、うまく時間を計れないこともあるようだ。しかし、測定可能な同一ソフトの起動時間を、異なるバージョンや異なるPC環境で比較したいような場合には有効だろう。動作には.NET Framework 2.0が必要。