杜のVR部

第10回

もう並んで待つ必要もない。本物以上に楽しい!?Oculusで遊ぶジェットコースター

「UnityCoaster2-UrbanCoaster-」ほか計3コンテンツを一気に紹介

 遊園地で最も人気のアトラクションと言っても過言ではないジェットコースター。テレビの画面で見ても、なかなかその迫力をそのまま感じることは難しい。

 Oculus Riftの登場以降、最もプレイされているのは恐らくジェットコースターを体験するコンテンツではないかと思う。それは『思っている以上に、本当のジェットコースターに乗っているような感覚になるから』だ。座ったまま家の中で体験してもまさか本当のジェットコースターに及ぶ訳がない、という予想をいい意味で大きく裏切ってくれる。

DK1時代の定番「RiftCoaster」。カラカラと高い所に上がっていき、一気に落ちる感覚。急カーブや、周囲の中世風の雰囲気などとにかく体験した人に『Oculus Riftはヤバい』と思わせ続けてきたコンテンツだ

 視界全体に風景が広がり、その中を高速で駆け抜けると思わず動きに合わせて身体を傾けてしまうほど、そして人によっては絶叫してしまうほど衝撃的な体験になる。立ったまま体験すると立っていられなくなる人も居るくらいだ。

 『何をそんな大げさな』と思う人もいると思う。こればかりは、体験しないとわからないことなので、まだ体験できていない人はぜひ体験していただきたい。体験する際はPCの性能を確認して必要なフレームレートである75fpsが出ていることを確認しよう。すごいスピードで身体が動くようなコンテンツなので、75fpsが出ていないと簡単に酔ってしまうので注意が必要だ。

 今回は、Oculus Rift DK2で体験できるジェットコースターのコンテンツを3つ紹介しよう。

東京にある有名な建物の間を駆け抜ける「UnityCoaster2-UrbanCoaster-」

 日本の個人開発サークルiWorksが制作したジェットコースター。スカイツリーや東京都庁、コミケの舞台となるビッグサイトなど東京のビル群を駆け抜ける。かなりダイナミックな動きをするが、酔いの防止にもしっかりと取り組んでいる。

 隣には美少女が同乗しており、ちらっと見るとこちらを振り向いてくれたり、走っている最中はバーを握っていたりと、ついつい気になってしまう。またバージョンアップにより、手元を見ずにプレイできるようになった。プレイヤーのかゆいところまで手が届いており、ツボを押さえている。DK2で体験するならまず薦めたいイチオシのジェットコースターだ。

お、このシルエットは!
隣を向くと美少女が!

 なお本ソフトは、Oculus Riftを持っていない人も東京・秋葉原にある“G-Tune : Garage”のOculus体験コーナーで体験することができる。

「UnityCoaster2-UrbanCoaster-」プレイ動画

ソフトウェア情報

「UnityCoaster2-UrbanCoaster-」
【著作権者】
iWorks
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【対応ハードウェア】
Oculus Rift DK2
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(14/12/16)

超美麗グラフィックの部屋を小人の気分で駆け抜ける「UE4 Rollercoaster」

 次に紹介するのは、美麗なグラフィックが特徴的なゲームエンジン「Unreal Engine 4」を使って作られたジェットコースターだ。屋外ではないが、部屋の中に張り巡らされたコースを一気に駆け抜ける。

 屋内は屋内でなかなか迫力があり、ソファーの下や迫り来る机など、ドラえもんのスモールライトで小人になったような気分が味わえる。

UnrealEngine4製ということでとにかくグラフィックが美しい
「UE4 Rollercoaster」プレイ動画

ソフトウェア情報

「UE4 Rollercoaster」
【著作権者】
Teddy0k 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【対応ハードウェア】
Oculus Rift
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0

自分好みのコースを作って乗れる「NoLimits 2 Roller Coaster Simulation」

 今あるジェットコースターのコンテンツは大体が、1コンテンツ1コースだ。しかし、この「NoLimits 2 Roller Coaster Simulation」は違う。複数のコースが用意されているだけでなく、自分で好みのコースを作って乗ることができる。

 元々はOculus Riftに対応していなかったが、ついに11月に対応した。なお、コースを作成する際など、ジェットコースターに乗っている時以外はOculusは使えない。

有料なだけあり、最初から用意されているコースもかなりの数だ。本作が販売されているSteamでは、他のプレイヤーが作成したコースをダウンロードすることもできる
“PLAY”モード以外ではOculusに対応していない

 どんなコースを作るかはプレイヤーの自由。もちろん、作ったコースによっては胃の中身がかき混ぜられること間違いなしのものもあるだろう。覚悟してプレイしたほうが良さそうだ。元々Oculus用のソフトではないので、最初から用意されているコースも容赦のないものが多く、かなり酔う可能性もあるので注意しよう。

コースのデザインだけでなく、背景の天候なども自由に変えられる
深夜に雨に雷にと条件を追加すると、こんなにあやしげなコースに……
タイトル画面からコースを1つ選び体験するまでを収録。かなり激しいコースなので視聴時も気をつけよう

ソフトウェア情報

「NoLimits 2 Roller Coaster Simulation」
【著作権者】
Ole Lange
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【対応ハードウェア】
Oculus Rift DK2
【ソフト種別】
ダウンロード販売 3,980円(体験版あり)
【バージョン】
2.1.0.0(14/12/23)

 なお、こうしたジェットコースターのコンテンツを楽しむときは、目の前にサーキュレーターや扇風機を用意し、周りの人にタイミングよくスイッチを入れてもらうと、さらなる没入感を味わうことができるのでお試しあれ。

評価PCスペック(参考)

マウスコンピューター G-Tune NEXTGEAR-NOTE i790SA1
【CPU】
Core i7-4700MQ 2.40GHz
【メモリ】
16GB(増設)
【グラフィックボード】
GeForce GTX870M
【fps】
75fps(「UE4 Rollercoaster」はグラフィック品質Middleで確認)
【ヘッドホン】
Creative Sound Blaster EVO Zx