杜のAndroid研究室

第187回

世界中がゲームのフィールドになるGoogle製の陣取りゲーム「Ingress」

街中にある“ポータル”をハック・制御し、自勢力を拡大せよ!

 『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、Googleが提供する位置情報を使った陣取りゲーム「Ingress」に焦点を当て、そのプレイ方法などを紹介しよう。

Google製の位置情報を活用した陣取りゲーム

「Ingress」

 「Ingress」は、GPSなどで取得した位置情報を利用してプレイできる陣取りゲーム。全世界のプレイヤーが2チームに分かれ、街中にある“ポータル”と呼ばれる施設をバーチャルに奪い合うゲームとなっており、レーダー風の画面を見ながら周囲にある“ポータル”を探し、プレイする仕組み。

 “ポータル”として登録されているのは、地図上に実在する彫刻やモニュメント、教会や神社仏閣などで、実際にその場所に行ってゲーム上で操作することで、アイテムを入手したり、“ポータル”を制御下に置くことができる。最終的には、自チームに属する“ポータル”をつなげて土地を囲むことでエリアを作成し、それによって敵チームと勢力を争うのがゲームの目的。

 プレイには、初回起動時に表示される画面からGoogleアカウントを設定し、プレイヤー名を入力することで登録を行う必要がある。続いて、自分が所属するチームを青色の“レジスタンス”(抵抗勢力)または緑色の“エンライテント”(覚醒者)から選択しよう。両チームは、プレイの仕方や難易度に違いはない。

Googleアカウントを設定した後、プレイヤー名を入力する
所属するチームを“レジスタンス”または“エンライテント”から選択しよう

地図上の“ポータル”をハッキングしてアイテムを入手

現在地周辺の地図が表示され、近くにある“ポータル”の方向や距離を確認できる

 レーダー風の“スキャナー”画面には、現在地周辺の地図上に紫色の浮遊する小さな物体や、青色または緑色の物体を吹き上げる“ポータル”が表示される。また、画面外に“ポータル”がある場合には、そこまでの距離や方角をサムネイルと共に確認可能。画面の操作は「Google マップ」などと同様で、ピンチイン・アウトで地図を拡大・縮小したり、2本指でタッチしてひねることで地図を回転させられる。また、画面左上のコンパス型アイコンをタップすれば、端末の向きに応じて地図を自動で回転可能。

 自分が現在いる場所には三角形型アイコンが表示され、画面を表示したまま歩き出すことで、リアルタイムに地図上を移動可能。紫色の小さな浮遊物は“XM”(エキゾチック・マター)と呼ばれるエネルギーで、さまざまな行動に必要なエネルギーとなっている。“XM”は、オレンジ色の円で表示される射程に収めることでゲットでき、貯まったエネルギーは画面上部のバーで確認可能。

 地図上にある“ポータル”は、色によって敵味方を判別でき、青色は“レジスタンス”、緑色は“エンライテント”に属する“ポータル”を表す。また、どちらのチームにも属していない灰色の中立“ポータル”もある。

 “ポータル”に接近し、地図上で射程に収めたら、タップして詳細画面を表示しよう。画面右上の[HACK]ボタンをタップすることで、敵味方関係なく“ポータル”をハッキングでき、“レゾネーター”や“XMP弾”といったさまざまなアイテムをゲットすることが可能。なお、前回のハッキングから5分経過すれば、同じ“ポータル”を再びハッキングしてアイテム入手を行える。

“ポータル”に接近し、射程に収めたらタップしよう
詳細画面の[HACK]ボタンをタップすると、“ポータル”をハッキングしてアイテムを入手できる

自チームの“ポータル”に“レゾネーター”を配置

[DEPLOY]ボタンから“ポータル”の空きスロットに“レゾネーター”を配置できる

 “ポータル”を自チームで制御するために設置するのが“レゾネーター”と呼ばれるアイテムだ。1つの“ポータル”に最大8個の“レゾネーター”を配置でき、“ポータル”の詳細画面左下で配置図を確認可能。自チームの“ポータル”に空きスロットがあり、なおかつ“レゾネーター”を持っている場合は、画面右側の[DEPLOY]ボタンから“レゾネーター”を配置できる。また、中立の“ポータル”に“レゾネーター”を配置すれば、その“ポータル”を自チームのものにすることが可能。

 各“レゾネーター”は“XM”のエネルギーによって“ポータル”を制御しているが、エネルギーは自然に減衰するほか、敵の攻撃を受けることで減っていき、エネルギーがなくなると“レゾネーター”が消滅してしまう。詳細画面の配置図に表示される各“レゾネーター”のバーで残エネルギーを確認でき、画面右側の[RECHARGE]ボタンをタップすれば、自分の“XM”を消費することで“レゾネーター”のエネルギーをチャージ可能。

 自チームの“ポータル”同士をつなげる重要な作業がリンクの作成で、“ポータルキー”というアイテムが必要。また、リンクを作成するには、“ポータル”に“レゾネーター”が8個すべて配置されていることも条件となる。射程内の“ポータル”の詳細画面の左下で[LINK]ボタンをタップすると、周辺のリンク可能な“ポータル”が表示され、選択することでリンクを作成可能。

“レゾネーター”のエネルギーをチャージすることも可能
[LINK]ボタンから自チームの“ポータル”同士をリンクすることが可能

 各“ポータル”のリンクによって三角形が描かれると、“コントロールフィールド”と呼ばれる自チームのエリアが作成され、エリアに応じた“MU”という数値がチームのスコアに加算される。このスコアの優劣を2チームで争うゲームとなっている。

“XMP弾”で敵チームの“ポータル”を攻撃

“XMP弾”を使い、射程内にある敵チームの“ポータル”を攻撃できる

 敵チームの“ポータル”を奪うには、“XMP弾”というアイテムで配置された“レゾネーター”を攻撃する。“ポータル”に十分接近した上で画面を長押しし、表示されるメニューの[FIRE XMP]項目を選択すると、所有している“XMP弾”を呼び出すことができ、[FIRE]ボタンのタップで攻撃可能。射程内にある敵チームの“ポータル”に配置された“レゾネーター”のエネルギーを減らすことが可能で、“ポータル”の位置が射程の中心に近いほどダメージが大きくなる。

 また、[FIRE]ボタンを長押しすると、射程の外側から中心に向かって渦巻きが収束していくので、中心に到達したところで画面から指を離すことで、より強力な攻撃を加えることが可能。

 攻撃によって“レゾネーター”のエネルギーを減らし、すべての“レゾネーター”を消滅させると、中立の“ポータル”にすることが可能。さらに、所有する“レゾネーター”を配置することで、自チームの“ポータル”にしてリンク、さらには“コントロールフィールド”の作成に使うことができる。

経験値“AP”を貯めてレベルアップ

 そのほかのアイテムとしては、自チームの“ポータル”の防御力を強化する“ポータルシールド”や、ハッキングを再度行うための待機時間を短くする“ヒートシンク”、作成できるリンクの距離を伸ばす“リンクアンプ”などがある。所有しているアイテムは、“スキャナー”画面右上の[OPS]ボタンをタップして表示される画面で確認可能。

 また、“レゾネーター”や“XMP弾”などの各アイテムにはレベルが設定されており、自分のレベルに合ったアイテムしか使用できない。たとえば、レベル3の“レゾネーター”を使えるのは、レベル3以上のプレイヤーだけだ。レベルアップに必要なのが経験値の“AP”であり、現在のレベルや“AP”や次のレベルアップに必要な“AP”といったステータスは、“スキャナー”画面左上のボタンをタップして表示される画面の[AGENT]タブで確認できる。

 “AP”を獲得できるのは、自チームの“ポータル”に“レゾネーター”を配置したときや、“レゾネーター”のチャージを行ったとき、リンクや“コントロールフィールド”を作成したときなど。また、敵チームの“ポータル”をハッキングすることでも“AP”を獲得可能だ。

“スキャナー”画面左上のアイコンをタップし、現在のレベルや“AP”を確認可能

 また、“スキャナー”画面右下の[COMM]ボタンをタップするとチャット画面が表示される。距離を設定して近所でプレイしている他のプレイヤーとテキストメッセージをやりとりでき、アドバイスを受けたり、協力してプレイすることなどが可能。

 全世界の“レジスタンス”と“エンライテント”による戦いの情勢は、時々刻々と変化しており、[AGENT]タブの隣にある[INTEL]タブで両チームの現時点のスコアを確認できる。まずは、近所にある“ポータル”をハッキングしてアイテムを集め、“レゾネーター”の配置やリンクの作成などでコツコツと“AP”を貯めながら、レベルアップを目指すのがよいだろう。

[COMM]ボタンからチャット画面を表示し、他のプレイヤーとメッセージをやりとりできる
[INTEL]タブで全世界における両チームの戦いの情勢を確認できる
「Ingress」
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Android 2.3以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.48.0(14/03/25)