杜のAndroid研究室

Android標準の地図アプリ「モバイルGoogleマップ」を使いこなす

基本的な使い方からベータ版のナビ機能“Google マップ ナビ”モードまで

(10/12/22)

「モバイルGoogleマップ」 「モバイルGoogleマップ」

 スマートフォン向けOS“Android”用アプリのライブラリサービス“Androidマーケット”(以下、“マーケット”)には、日々すばらしいアプリが次々と登場している。しかし現在のマーケットは人気アプリや定番アプリにたどり着くための仕組みが弱く、大量のアプリを前に途方にくれてしまう場面も多い。そこで『杜のAndroid研究室』では、さまざまなテーマに沿って窓の杜スタッフが厳選したアプリを紹介していく。今回は、17日にメジャーバージョンアップしたAndroid標準搭載の地図アプリ「モバイルGoogleマップ」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介する。

地図を斜め上からの視点で表示して建物を3Dモデルとして表示できる

 「モバイルGoogleマップ」は、Android端末から利用できる“Google マップ”専用クライアントアプリ。Android登場時からバージョンアップを重ね、さまざまな機能が追加されている。まずは、基本的な地図表示の使い方を紹介していこう。

 地図は、画面上部のツールバー右端にあるターゲット型のボタンを押すことで、GPSを利用して割り出した現在地へジャンプ可能。さらに、マルチタッチに対応する端末では画面上を二本指でタッチして下へスライドすることで視点を斜め上に変更し、一部の建築物を3Dモデルで表示できる“3D モード”に切り替えられる。

 また、ターゲット型ボタンを2回押すと表示が“3D モード”に切り替わった上、向いている方向により地図の方向が回転するようになる。なお、“3D モード”はAndroid 2.0以降の端末のみ利用できる。

“3D モード” “3D モード”

向いている方向により地図が回転 向いている方向により地図が回転

 そのほか、地図上を長押しするとフキダシでその場所の住所が表示される。フキダシをタップするとその場所の詳細情報画面を表示可能。詳細情報画面からは周辺の店舗などを表示できるほか、“ストリートビュー”を表示することも可能。また、電話番号がわかっている場合は直接電話をかけることもできる。

フキダシで住所を表示 フキダシで住所を表示

“ストリートビュー” “ストリートビュー”

地図検索も簡単

 ツールバー左端の検索欄からは場所や施設の検索が可能。たとえば、“コンビニ”で検索した際は現在地図で表示している場所付近のコンビニが地図上に“ピン”として表示されるほか、“市ヶ谷”で検索した場合は市ヶ谷周辺へ地図をジャンプできる。さらに、“市ヶ谷 コンビニ”で検索すれば市ヶ谷へ地図がジャンプした上で周辺のコンビニが“ピン”で示される仕組み。

 “ピン”をタップするとフキダシで施設の名前が表示され、さらにフキダシをタップすれば施設の詳細情報画面を表示できる。詳細情報画面からは各種情報や“ストリートビュー”などを表示可能。

 また、ツールバーの“ピン”型ボタンを押すとあらかじめ登録済みのキーワードで地図検索ができる。標準では“レストラン”“観光スポット”“ガソリン”などのキーワードが登録されており、ユーザーが任意のキーワードを登録することも可能。

地図検索 地図検索

登録済みのキーワードで地図検索 登録済みのキーワードで地図検索

カーナビにもなる経路検索機能

経路検索機能 経路検索機能

 メニューの[経路]項目を選択すると経路検索を行える。経路検索は徒歩・公共交通機関・車の3種類の経路を検索可能で、出発地と目的地をテキストで指定するほか、現在位置や地図上でタップした場所を利用することもできる。

 徒歩での経路検索を実行すると、まず経路の“左折する”“横断歩道を渡る”といったポイントを文章で説明したリストが表示され、この状態で画面右上のボタンを押すと画面が地図に切り替わる。地図には検索されたルートが線で示されており、ルート上のポイントには丸いアイコンが表示される。画面下の矢印ボタンでポイントを進める・戻すことが可能で、選択されたポイントのアイコンからはフキダシで説明が表れる仕組み。

経路のポイントを文章で説明したリスト 経路のポイントを文章で説明したリスト

ルートを表示した地図 ルートを表示した地図

 公共交通機関での経路検索を実行すると、電車やバスを使った乗換経路の所要時間などが記載された候補リストが表示される。候補リストの項目をタップすると乗換経路の詳細が表示される仕組み。駅名ではなく現在地やピンポイントで場所を指定した場合は、徒歩の部分を含めたルートや所要時間が表示されるのがうれしい。

候補リスト 候補リスト

乗換経路の詳細 乗換経路の詳細

 車での経路検索を実行すると徒歩での経路検索と同様に車を使った場合の経路が表示される。さらに、ポイントのリスト画面右上の青い矢印型ボタンを押すと、“Google マップ ナビ”モードが起動する。

 “Google マップ ナビ”モードでは、GPSを使って取得した現在位置に従って地図がスクロールするほか、向いている方向によって地図が回転する。さらに、曲がり角などのポイントでは音声による案内を再生可能。

車での経路検索 車での経路検索

“Google マップ ナビ” “Google マップ ナビ”

 なお、徒歩での経路検索と“Google マップ ナビ”モードはベータ版として提供されており、必ずしも正確に経路を検索できるとは限らないため注意してほしい。

開発中の実験的機能“スケールバー”機能と“測定”機能

 メニューの[その他]項目をタップすると表示されるポップアップメニューにある[Labs]項目からは、まだ開発中の実験的な機能を利用可能。現在“Labs”では、地図左下に縮尺を表すバーを表示する“スケールバー”機能と、タップした複数地点間の距離を表示する“測定”機能が利用できる。

 そのほか、ツールバーの長方形が3枚重なったボタンを押すと、地図に表示する情報を切り替えるレイヤ画面が表示可能。レイヤには、航空写真を表示する“航空写真”や、地形の凹凸を立体的に表示する“地形”などが用意されている。また、地図検索の履歴もレイヤ画面から呼び出すことが可能。さらに、パソコンなどで作成した“マイマップ”をレイヤとして表示することもできる。

“Labs” “Labs”

“航空写真”レイヤ “航空写真”レイヤ

【著作権者】
Google Inc.
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.0.0

「モバイルGoogleマップ」インストール用のQRコード 「モバイルGoogleマップ」インストール用のQRコード

(長谷川 正太郎)