杜のAndroid研究室

Twitterクライアント選びに悩む人へ!厳選アプリ5本を徹底比較

「twicca」「Seesmic」「Touiteur」「Twigee」「Twitter」をまとめて紹介

(10/08/11)

今回紹介するTwitterクライアントアプリ

 スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”用アプリのライブラリサービス“Androidマーケット”(以下、“マーケット”)には、日々すばらしいアプリが次々と登場している。しかし現在のマーケットは人気アプリや定番アプリにたどり着くための仕組みが弱く、大量のアプリを前に途方にくれてしまう場面も多い。そこで『杜のAndroid研究室』では、さまざまなテーマに沿って窓の杜スタッフが厳選したアプリを紹介していく。今回は、数あるTwitterクライアントのなかから5本のアプリを取り上げ、それぞれのアプリのもつ機能や特徴を徹底的に比較する。

Twitterクライアントアプリは百花繚乱

 短い文章で身近な出来事をリアルタイムに投稿していく“Twitter”は、スマートフォンとの相性が抜群だ。実際Androidでもさまざまなクライアントアプリが登場しており、ユーザーは幅広い選択肢のなかからアプリを選べる。反面、あまりにも数が多すぎて、どれが自分に合ったアプリなのかを判断するのが大変な状況になっている。そこで今回は、代表的なTwitterクライアントとして「twicca」「Seesmic」「Touiteur」「Twigee」、そして公式アプリの「Twitter」という5本のアプリを中心に取り上げ、各アプリのもつ機能や特徴を詳しく紹介していく。なお、今回紹介する5本はすべてフリーソフトだが、「Touiteur」のみ1.99ユーロの有償版「Touiteur Premium」が用意されており、一部機能は有償版でのみ利用可能となっている。

 また、今回紹介しているアプリのうち、「Twitter」は動作環境がAndroid 2.1以降となっているため、現在国内で販売されているスマートフォンで利用できるのはソフトバンクモバイルの“HTC Desire”のみという点にも注意が必要だ。

各クライアントの機能を表で比較する

 まずは、各アプリの主な機能を横並びで表にまとめてみたので、自分の必要な機能を備えているのはどのアプリなのか確認してみよう。なお、今回は比較的多機能なアプリを中心に紹介している関係で、Twitterを利用する上で必要な基本機能の多くは5本のアプリすべてが対応している。このため以下の機能については表から省いている。

  • OAuth認証
  • 発言の公式リツイート(RT)
  • ユーザーアイコンの表示
  • 投稿時の文字数カウント
  • 自分および他ユーザーのプロフィール・ツイート一覧表示
  • ユーザーのフォロー・フォロー解除・ブロック
  • 特定ユーザーをフォローしているか、されているかの確認
  • ツイートのお気に入り登録・登録したお気に入りの確認
  • ツイート・ユーザー・流行のトピックの検索
  • フォローしているリストの閲覧

 また、マルチタスクと通知領域を活用したバックグラウンド受信や新着ツイート・返信・ダイレクトメッセージ(以下、DM)の通知や、インテント機能を利用してツイート内容をほかのアプリに受け渡しするアプリケーション連携といった、Androidならではの機能についても各アプリともしっかりと完備しているので安心してほしい。

アプリ名 twicca Seesmic Touiteur Twigee Twitter
評価時のバージョン 0.7.25 1.4.2 1.32 1.5.1 1.0.2
マルチアカウント × ○(複数アカウントをまとめて表示、有償版は個別表示も可能) ×
返信元の表示方式 スレッド 1発言ずつ遡る スレッド スレッド 1発言ずつ遡る
全員に返信 ○(返信対象を選択) ○(返信対象を選択) ×
公式RTの一覧 × ×
公式RTの取り消し × × ×
コメントつきRT(書式) ○(RT、QTとviaの組み合わせで計4種類) ○(RTまたはviaの2種類) ○(RT) ○(RT) ×
URL短縮 ○(bit.ly) ○(bit.ly、j.mp、TinyURL) △(bit.ly。有償版のみ) △(実用性に難あり、詳細後述) ○(bit.ly、Tinyurl。専用ダイアログで短縮、他アプリから呼び出し時は自動短縮)
アカウント名の代わりにユーザー名を表示 ×
フォントサイズ変更 ×
TL更新時の現在位置保持 ○(現在位置、未読、先頭から選択可能) × ×
未読ツイートの色分け × × ×
ツイートの種別による色分け ○(返信) ○(自分のツイート、返信) ○(自分のツイート、返信) ○(自分のツイート、返信、公式RT) ×
任意ユーザーのツイートを色分け × × ×
画像の投稿 ○(プラグイン依存。標準でyfrog、純正プラグインでTwitpic対応) ○(Twitpic、TweetPhoto、yfrog、Mobypicture) ○(Twitpic、TweetPhoto、yfrog) ○(Twitpic、Twitgoo、yfrog) ○(Twitpic、yfrog)
動画投稿 ○(yfrog) ○(yfrog、TwitVid、YouTube) × × ×
発言への位置情報の挿入 ○(緯度経度、住所、GoogleマップURL、ジオタグ) ○(住所、GoogleマップURL、ジオタグ) △(ジオタグ、挿入ON/OFFは設定画面でのみ変更可能) △(ジオタグ、挿入ON/OFFは設定画面でのみ変更可能) ○(ジオタグ)
ジオタグをもとに地図表示 ×
画像のインライン表示 × ○(Twitpic、TweetPhoto、yfrog、Mobypicture) × × ○(Twitpic、yfrog)
画像ビューワー内蔵 ○(Twitpic、TweetPhoto、yfrog、Mobypicture、直URL) ○(Twitpic、TweetPhoto、yfrog、Mobypicture、直URL) △(Twitpic、TweetPhoto、yfrog、直URL。有償版のみ) × ×
Webブラウザー内蔵 × × △(有償版のみ) ×
リストの作成・ユーザーの追加 × ×
ユーザーがフォローしている・されているリストの表示 ○(自分、他人) ○(自分、他人) × ○(自分のみ) ○(自分、他人)
プロフィールの編集 × △(アイコンのみ変更可) ×
ウィジェット対応 ○(1種類) ○(1種類) △(3種類。有償版のみ) ○(1種類) ○(2種類)
独自機能 プラグイン、相互フォロー確認、ほか多数 Google バズ対応 メインTL・返信・DMの一括更新 なし 現在地周辺のツイートを表示
アプリ名 twicca Seesmic Touiteur Twigee Twitter

 また上記の表とは別に、Twitterクライアントで気になるタイムライン(以下、TL)の取得可能範囲について簡単なテストを行ったので、その結果を紹介しておこう。1日あたり1,500ツイート程度の流量があるアカウントで、24時間分のTLを遡って表示できるかをテストしたところ、「twicca」と「Sesmic」は問題なく読み込めたものの、ほかの3本は残念ながら途中までしか読み込むことができなかった。大量の発言をまとめて読み込む機会が多い人は参考にしてもらいたい。

各アプリの返信およびDMの通知 各アプリの返信およびDMの通知

 さらに、各アプリの返信およびDMの通知方法についても紹介しておこう。画像は上から「Twigee」、「Touiteur」、「Seesmic」、「Twitter」(返信とDMの2種類)、「twicca」の基本的な通知画面となっている。「Twigee」「Touiteur」「Twitter」では通知画面で本文冒頭を確認できることなどがわかるだろう。

 そのほか画像には表示されていないが、「Seesmic」は通知内容が1つだけの場合、返信の際は本文冒頭が、DMの場合は送信者が表示されるという柔軟な仕様になっている。また「Twitter」は返信とDMで個別に通知が表示されるが、それぞれ2件以上の場合は件数のみ表示されるなど、各アプリとも通知内容によって表示が変わることもある。そのほか、「Twigee」も「Twitter」と同様に返信とDMで別々の通知が表示されるが、いずれも一定時間たつと通知は消えるようだ。

多機能かつかゆいところに手が届く国産クライアント「twicca」

「twicca」 「twicca」

 ここからは、個々のアプリの機能や特徴について紹介していく。最初に紹介する「twicca」は、非常に多機能なアプリで、表を見てもわかるようにマルチアカウントに対応していないことを除けば、無い機能を探すほうが大変なほどだ。

 さらに、音量ボタンによるスクロール、ハッシュタグの入力履歴、相互フォローの確認といった、ほかのアプリにはないさまざまな機能が搭載されているのも特徴。独自プラグインによる機能拡張に対応しているのもユニークだ。

 また、TL上のツイートに対して操作を行う場合、多くのアプリではツイートをタップすることで各種操作ボタンが用意された詳細画面やツールバーが開くのに対し、「twicca」ではツイートをタップするとツイートに対して利用できる全機能の一覧がメニュー表示される。多くの機能へすばやくアクセスできるが、反面大量の文字情報が画面一杯に並ぶことになるため、煩雑さを感じる人もいるようだ。

 本アプリは機能が豊富な上、設定画面などのUIがすべて日本語なので、マルチアカウントが不要であれば真っ先に利用を検討したいアプリと言えるだろう。なお本アプリに関しては、近日中にさらに詳しい紹介を予定しているのでご期待いただきたい。

メニュー画面。ツイートをタップすると、そのツイートに対して行える操作が一覧表示される。便利な反面、情報量が多くとっさの操作に戸惑うことも メニュー画面。ツイートをタップすると、そのツイートに対して行える操作が一覧表示される。便利な反面、情報量が多くとっさの操作に戸惑うことも

投稿画面。左下隅の[#]がハッシュタグの履歴を表示・挿入するボタンだ 投稿画面。左下隅の[#]がハッシュタグの履歴を表示・挿入するボタンだ

DM画面。受信メッセージと送信メッセージが別の画面に分けて表示されるタイプだ DM画面。受信メッセージと送信メッセージが別の画面に分けて表示されるタイプだ

ウィジェット。赤いマークで新着の有無がわかるほか、各アイコンをタップすることで各画面に直接アクセスできる ウィジェット。赤いマークで新着の有無がわかるほか、各アイコンをタップすることで各画面に直接アクセスできる

【著作権者】
Tetsuya Aoyama 氏
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.7.25

「twicca」インストール用のQRコード 「twicca」インストール用のQRコード

“Google バズ”にも対応した多機能アプリ「Seesmic」

「Seesmic」 「Seesmic」

 次に紹介する「Seesmic」は、Twitterに加えGoogleのマイクロブログサービス“Google バズ”にも対応しており、1つのアプリで2つのサービスを使い分けられるのが特徴だ。機能面も充実しており、表を見ればわかるように今回紹介した5本のなかで1、2を争うほどの高機能ぶりを誇る。また、「twicca」の弱点であるマルチアカウントにも対応するなど、死角のない内容となっている。

 表で紹介した機能のなかでは、とくに画像のインライン表示が可能な点に注目したい。一方で、TL上での公式RTの表示で、誰がRTしたのかがわからない点はほかの4本のアプリに比べて不満の残るところだ。

 UIには一般的なタブ切り替え方式を採用し、TL上のツイートに対する操作はタップで詳細画面、タップ&ホールドで操作メニュー表示と癖がなく利用しやすい。広くお勧めできるクライアントと言えるだろう。

ツイートの詳細画面。なお、TL上のツイートをタップ&ホールドすることで「twicca」に似た機能一覧メニューを表示することも可能だ ツイートの詳細画面。なお、TL上のツイートをタップ&ホールドすることで「twicca」に似た機能一覧メニューを表示することも可能だ

投稿画面。画面上部中央のボタンで書き込みに利用するアカウントを変更できるのはマルチアカウント対応アプリならでは 投稿画面。画面上部中央のボタンで書き込みに利用するアカウントを変更できるのはマルチアカウント対応アプリならでは

DM画面。宛先ごとのスレッド表示となっているのが特徴。会話の流れが追いやすく便利だ DM画面。宛先ごとのスレッド表示となっているのが特徴。会話の流れが追いやすく便利だ

ウィジェット。左端に書き込みボタンがあるほか、ツイートのタップで対象ツイートの詳細画面を直接開ける ウィジェット。左端に書き込みボタンがあるほか、ツイートのタップで対象ツイートの詳細画面を直接開ける

【著作権者】
Seesmic, Inc.
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.2

「Seesmic」インストール用のQRコード 「Seesmic」インストール用のQRコード

iPhoneからの転向ユーザーや地下鉄通勤者にお勧め「Touiteur」

「Touiteur」 「Touiteur」

 「Touiteur」は、スタイリッシュなデザインが魅力のアプリだ。画面下部のタブを利用して画面を切り替えたり、ツイートをタップすることでTL上に各種操作ボタンが表示されるなど、iPhone用Twitterアプリの影響を強く感じるUIを採用しているのも特徴と言える。

 また、投稿時に専用の画面を利用するのではなくTL上に投稿欄を表示するため、TLを参照しながら投稿内容を編集できる点や、画像投稿時に画像アップロードサービス“TweetPhoto”上へすでにアップロード済みの画像のURLを取得して投稿に利用できるのもうれしい。

 なお、本アプリはマルチアカウントに対応しているが、ほかのマルチアカウント対応アプリがアカウントを切り替えて個別に表示するのに対し、本アプリでは複数のアカウントのTLを1つの画面にまとめて表示する点が非常にユニークだ。ちなみに有償版ではほかのアプリと同様に、表示アカウントを指定して個別のTLを表示させることも可能。

 さらに、今回紹介した5本のなかで唯一、メインのTL画面と返信、DMの3画面を一括して更新できる点もポイントが高い。たとえば地下鉄での移動時など、電波を拾える場所で各種情報を一度に取得できるのはやはり便利。また設定により、未フォローのユーザーからの返信をメインTL上に表示することができるので、メインTLだけですべての返信をチェックできるのも時間に余裕がないときなどには心強い機能だ。

 以上のことから、iPhoneからの乗り換えユーザー、または地下鉄を利用する機会の多い人にお勧めの1本と言える。

ツイートをタップすることで、TL上に操作ボタンが表示される(1枚目の画像参照)。さらに操作ボタン右端の[+]ボタンをタップすることで、このような追加メニューを表示できる ツイートをタップすることで、TL上に操作ボタンが表示される(1枚目の画像参照)。さらに操作ボタン右端の[+]ボタンをタップすることで、このような追加メニューを表示できる

専用の書き込み画面はもたず、TL上に投稿欄が表示される。ただし、各種ボタン類の占有スペースが大きく、ソフトウェアキーボードを表示した状態ではTLのごく一部しか参照できない 専用の書き込み画面はもたず、TL上に投稿欄が表示される。ただし、各種ボタン類の占有スペースが大きく、ソフトウェアキーボードを表示した状態ではTLのごく一部しか参照できない

DM画面。受信したメッセージの表示のみで、こちらから送信した履歴を確認することはできない DM画面。受信したメッセージの表示のみで、こちらから送信した履歴を確認することはできない

ウィジェットは有償版「Touiteur Premium」専用の機能。4×1、4×2、4×3の3種類があり、画像は4×1と4×3のもの。ウィジェットの左下が隠しボタンになっており、投稿ウインドウを呼び出せる ウィジェットは有償版「Touiteur Premium」専用の機能。4×1、4×2、4×3の3種類があり、画像は4×1と4×3のもの。ウィジェットの左下が隠しボタンになっており、投稿ウインドウを呼び出せる

【著作権者】
LevelUp Studio
【ソフト種別】
フリーソフト(有償版は1.99ユーロ)
【バージョン】
1.32

「Touiteur」インストール用のQRコード 「Touiteur」インストール用のQRコード

シンプルながらツボを押さえた作り「Twigee」

「Twigee」 「Twigee」

 「Twigee」は、シンプルなUIながら、Twitterを利用する上で必要な機能はしっかりと網羅した、シンプルさと高機能をバランスよく実現したアプリ。画面はややもすると素っ気なく感じるほどのシンプルさだが、画面の左右フリックでメインのTL画面と返信、DMの各画面を切り替えられるなど、機能的なUIも相まってこのシンプルさがよいと感じる人も多いことだろう

 また「Touiteur」と同じく、投稿時はTL上へコンパクトな投稿欄を表示するタイプのため、TLを眺めながら投稿内容を編集できるのもうれしいところだ。

 一方、残念なのがURL短縮機能だ。本アプリでは投稿時に自動でURLを短縮する仕組みを採用しているのだが、投稿時の文字数判定はURLを短縮する前の文字数でカウントされてしまうため、せっかくURLを短縮できても本文に利用できる文字数が増えないという本末転倒な仕様となっている。インテント経由で他アプリと連携してURLを短縮できる「URL Shortener」などの単機能アプリと併用することをお勧めしたい。

 このように、余計な機能は必要ないというシンプル指向の人にお勧めしたいアプリだ。

ツイート詳細画面。各ツイートに対する各種操作はここから行う ツイート詳細画面。各ツイートに対する各種操作はここから行う

投稿欄は「Touiteur」と同じくTL上に表示される。ウインドウがコンパクトなためTLの見通しも良好だ 投稿欄は「Touiteur」と同じくTL上に表示される。ウインドウがコンパクトなためTLの見通しも良好だ

DM画面。送信メッセージと受信メッセージが別々の画面に表示されるタイプだ DM画面。送信メッセージと受信メッセージが別々の画面に表示されるタイプだ

ウィジェットは1種類だが、表示対象にメインのTLと返信、DMのいずれかを指定できるため、実質的には3種類となる ウィジェットは1種類だが、表示対象にメインのTLと返信、DMのいずれかを指定できるため、実質的には3種類となる

「Twigee」

【著作権者】
Tice 氏
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.5.1

「URL Shortener」

【著作権者】
Toro 氏
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.2.2

「Twigee」インストール用のQRコード 「Twigee」インストール用のQRコード

「URL Shortener」インストール用のQRコード 「URL Shortener」インストール用のQRコード

わかりやすく完全日本語対応のUIで初心者に最適「Twitter」

「Twitter」 「Twitter」

 「Twitter」は、Twitterの公式クライアントアプリだ。非公式RTとも呼ばれるコメントつきRT機能に対応しないなど公式ならではの不自由さを感じさせるほか、全体的にも決して高機能なアプリとは言えない作りとなっている。反面、起動直後に各種機能をわかりやすく配置したスタート画面を表示したり、設定画面の項目数が適度に絞り込まれた上で日本語化されているなど、初心者にもわかりやすい作りになっている点は好印象だ。

 スタート画面の下部には現在話題となっているキーワードが吹き出し風に常時表示されていたり、ジオタグを利用して現在地周辺のツイートを検索する機能が用意されているなど、公式アプリならではの魅力も感じられる。

 このため、Android端末購入を機にTwitterデビューを考えている人に最適のアプリと言えるだろう。また上級者であれば、非公式RTやユーザーへの一括返信などの本アプリに欠けた機能を補ってくれる「TwitPlus」といったサポートアプリの併用をお勧めしたい。

 なお、記事執筆時のバージョンでは、プロフィール画面からフォロワーおよびフォロー中ユーザーの一覧を表示する機能がユーザーによっては正常に動作しなかったので注意。

各ツイートの右端にある[▼]ボタンをタップすることで操作ボタンがポップアップ表示される仕組み 各ツイートの右端にある[▼]ボタンをタップすることで操作ボタンがポップアップ表示される仕組み

投稿画面。右上のボタンからジオタグの挿入をON/OFFできる 投稿画面。右上のボタンからジオタグの挿入をON/OFFできる

DM画面。受信トレイと送信トレイをタブで切り替えるわかりやすいUIだ DM画面。受信トレイと送信トレイをタブで切り替えるわかりやすいUIだ

ウィジェットは大小の2種類が用意されている。大には投稿画面の呼び出しボタンが、小には表示中のツイートへの返信画面の呼び出しボタンがそれぞれ用意されている ウィジェットは大小の2種類が用意されている。大には投稿画面の呼び出しボタンが、小には表示中のツイートへの返信画面の呼び出しボタンがそれぞれ用意されている

「Twitter」

【著作権者】
Twitter, Inc.
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.2

「TwitPlus」

【著作権者】
skyisle 氏
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.1

「Twitter」インストール用のQRコード 「Twitter」インストール用のQRコード

「TwitPlus」インストール用のQRコード 「TwitPlus」インストール用のQRコード

複数クライアントの併用も“アリ”。自分に必要な機能を見極めよう

 ここまで、「twicca」「Seesmic」「Twigee」「Touiteur」「Twitter」という5本のアプリがもつ機能と特徴について詳しくみてきた。多機能な「twicca」と「Seesmic」。iPhoneアプリライクな「Touiteur」。シンプルな「Twigee」。公式アプリで初心者にも使いやすい「Twitter」と、どのアプリにもそれぞれ魅力があることがわかっていただけたことだろう。

 そこで敢えてお勧めを挙げるとすれば、マルチアカウントが必須なら「Seesmic」、不要なら「twicca」を推したい。あとはUIの好みや欲しい機能に応じて、お気に入りのアプリを探してみるといいだろう。

 また無理に1本に絞らず、移動中などにざっと概要を把握するには「Touiteur」、じっくり腰を据えて読むときには「twicca」といった具合に、シチュエーションやアカウントごとに異なるアプリを使い分けるというのもひとつの手だ。

 今回の記事が、Android端末を使った快適なTwitterライフの一助となれば幸いだ。

MEMO個性派アプリ「HootSuite Lite」&「SuTweet」

 今回紹介した5本のほかにも、魅力的なTwitterアプリはたくさん存在している。そのなかからとくにユニークな2本を追加で紹介しよう。

「HootSuite Lite」

「HootSuite Lite」 「HootSuite Lite」 「HootSuite Lite」

 「HootSuite Lite」は、WebアプリタイプのTwitterクライアントの定番“HootSuite”のAndroid版で、利用にはTwitterアカウントに加えてHootSuiteのアカウントが別途必要になる。

 複数アカウントのメインTLや返信、DM、各種リスト、ツイートの検索結果などを自由に取捨選択して“ストリーム”に登録し、自由な順番に並べた各画面を左右フリックで次々と切り替えながら参照できるのが特徴。また、Webアプリ側の機能として、登録したRSSフィードを指定間隔ごとに自動巡回して結果を自動ツイートする機能が用意されているので、TwitterをRSSリーダー代わりに活用できるのもユニークだ。

 複数アカウントを積極的に使い分けている人や、Twitterを情報入手ツールとして活用している人にお勧めしたい。

【著作権者】HootSuite Media, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.11

「SuTweet」

「SuTweet」 「SuTweet」 「SuTweet」

 「SuTweet」は、メールソフトライクな階層化UIが特徴のアプリだ。画面がアカウント→メインTLやDM、RT、リストといったTL種別の一覧→各TL→ツイート詳細といったように階層化されており、各階層を画面タップと端末の[戻る]ボタンで移動できる。

 このようにPC用のメールソフトや携帯電話のメール機能などに近いメニュー構成なので、これらに馴染みのある人ならすんなりと利用できる。また、このUIはiPhoneアプリの「TwitBird」にも似ているので、iPhoneからの乗り換えを検討している「TwitBird」ユーザーにもお勧めだ。

【著作権者】SuNote 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1.4

(霧島 煌一)