レビュー

オープンソースのクロスプラットフォーム対応“Markdown”エディター「MarkRight」

記法は“GitHub Flavored Markdown”が利用可能。シンプルなUIが魅力

「MarkRight」v0.1.10

 「MarkRight」は、“Markdown”の派生記法“GitHub Flavored Markdown”に対応したエディター。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 本ソフトは、オープンソースで開発されている“Electron”ベースの“Markdown”エディター。ライセンスはGPLv3。“Electron”とはクロスプラットフォームアプリのためのフレームワークで、「Atom」「VisualStudio Code」「Slack」などで採用されている。本ソフトもWindowsだけでなく、MacやLinuxでの動作が可能だ。

 本ソフトの特徴は、何といってもシンプルなユーザーインターフェイスにあるだろう。画面は左右2分割の2ペイン構成で、左ペインが“Markdown”の編集画面、右画面がHTMLによるリアルタイムプレビューのための画面となっている。ツールバーすらない割り切りぶりだが、デスクトップが狭い場合は作業領域を広くとれてよいだろう。

 “Markdown”記法は、プロジェクトホスティングサービス“GitHub”で利用されている派生版“GitHub Flavored Markdown(GFM)”が利用可能。プログラムコードを記述することを考慮して、“```”で囲むことでコードが構文色分けされる点や、プログラミングでよく使われるアンダースコア(_)が下線記法と扱われない点が大きな違い。また、本家“Markdown”にはない打消し線記法やテーブル記法が利用できるなど、表現力も高い。編集画面では“GFM”記法の構文色分けも可能だ。

 なお、本ソフトには[Save as(ファイル名を指定して保存)]コマンドに不具合があり、ファイルが正常に保存できないので注意(Windows版のみ)。あらかじめ作成したファイルを編集・保存するようにすれば回避できるので、問題が修正されるまでは運用に気を付けて利用してほしい。

ソフトウェア情報

「MarkRight」
【著作権者】
dvcrn 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows/LinuxおよびMac(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.1.10(15/12/03)