レビュー

ディスクドライブの利用状況を“ツリーマップ”で可視化できる「SpaceSniffer」

どのフォルダーがどれだけディスクの空き領域を消費しているかを一目で把握できる

「SpaceSniffer」v1.2.0.2

 「SpaceSniffer」は、ディスクドライブの利用状況を“ツリーマップ”で可視化できるツール。Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、選択したディスクドライブをスキャンして利用状況を分析し、グラフで分かりやすく表示することが可能。ディスクの空き領域を浪費しているフォルダーやファイルをあぶりだすのに役立つ。インストール不要で利用できるポータブルアプリになっているのもうれしいポイントだ。

 最大の特徴は、ディスクドライブの利用状況を“ツリーマップ”で表現できること。“ツリーマップ”とは二次元平面を入れ子状に分割し、木構造のデータを可視化する手法。フォルダーは典型的な木構造のデータなので、こうした手法で表現するにはピッタリと言えるだろう。「SpaceSniffer」の場合、分割領域の面積がディスク占有量を表しており、どのフォルダーやファイルがどれだけディスクの空き領域を消費しているかを一目で把握できるようになっている。

 利用するには、まずスキャン対象とするディスクドライブを選択する。フォルダーを選択し、当該フォルダー以下に分析の対象を絞り込むことも可能だ。[Start]ボタンを押すとスキャン処理が始まり、メイン画面にディスクドライブの利用状況が表示される。

まずスキャン対象とするディスクドライブを選択
[Start]ボタンを押すとスキャン処理が始まる

 初期状態では入れ子分割がフォルダーの3階層分程度に抑えられているが、領域をクリックすればより深い階層を分割表示することも可能。ツールバーの[Less detail][Mode detail]ボタンで分割の粒度を調整することもできる。分割が細かすぎて見にくい場合は、領域をダブルクリックしてみよう。当該領域がメイン画面いっぱいに拡大されるので、詳細のチェックが容易になる。元の画面に戻りたい場合は、ツールバーの[Go to upper level]ボタンを押して上の階層に戻ればよい。

 また、初期状態ではアクセス不能な領域や空き領域が表示の対象になっていないが、これもツールバーのボタンから表示の対象に含めることができる。

入れ子分割でフォルダーの階層を、領域の面積でフォルダーの大きさを表現
アクセス不能な領域や空き領域を表示の対象に
フィルタリング機能

 さらに、本ソフトはフィルタリング機能を備えるのが便利。たとえばフィルターバーに“*.jpg”と入力すれば、JPEGファイルのみを表示することが可能。画像ファイルがどのフォルダーにどれだけ保存されているのかが一目で把握できる。また、“>2years”などと入力すれば、2年前に作成されたファイルのみを分析の対象にすることも可能。古いファイルを抽出して、使っていないファイルでディスクが占有されていないか調査するのも簡単だ。もちろん、これらの条件は組み合わせて利用することもできる。

ソフトウェア情報

「SpaceSniffer」
【著作権者】
Uderzo Umberto 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.2.0.2