レビュー

Googleの検索結果ページから目的のURLをコピーできない!を解消するFirefox拡張

リンクの右クリックメニューからURLをコピーする際に本来のURLに整形してくれる

「Google search link fix」v1.5.2

 「Google search link fix」は、「Firefox」にてGoogleの検索結果に表示されるWebサイトのリンクを右クリックメニューからコピーする際、Webサイト本来のURLを取得できるようにする拡張機能。「Firefox」v38.0a1以降に対応し、編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v42.0で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。

 Googleで検索を行うと、一覧画面にずらりと検索結果が並ぶのはお馴染みの光景だろう。少し大きめの青い文字でWebページのタイトルを表示している部分はヒットしたWebページヘのリンクになっているが、このリンクのURLを右クリックメニューからコピーすると、目的のWebサイトではなく、非常に長い、見覚えのないURLがクリップボードに送られてしまう。

「Firefox」画面左下のリンクプレビューでは一見目的のURLが表示されるが、クリップボードへ送られるのはメモ帳上に表示されているようなURLだ

 たとえば、Googleから“窓の杜”を検索すると、“http://www.forest.impress.co.jp/”へのリンクが検索結果の一番上に表示されるが、検索結果のURLを右クリックなどでコピーすると“https://www.google.co.jp/url?sa=”で始まる、非常に長いURLがクリップボードに送られてしまう。検索結果を開けば正しいURLがアドレスバーに表示されるとはいえ、ちょっとURLを控えておきたい場合や、誰かにURLを教えたいだけの時などに、一手間かかってしまう。

 ここで役に立つのが本拡張機能だ。本拡張機能を導入しておくと、Googleや“Yandex”の検索結果に表示されるリンクをコピーした時、検索結果のWebページが本来もっているURLがクリップボードに送られる。検索結果の一覧を端からメモしておきたい場合や、検索結果から別のソフトなどへ移動先のURLを渡したい際などに活用できるだろう。

ソフトウェア情報

「Google search link fix」
【著作権者】
Wladimir Palant 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1にて動作を確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.5.2(15/10/09)

(市川 祐吉)