レビュー

USB接続されたAndroidをPCから手軽に閲覧、マウスやキーボードで操作できる「Vysor」

Google Chrome アプリなので、Windowsだけでなく、MacやLinux、Chrome OSでも利用可能

「Vysor」v1.0.5.8

 「Vysor」は、USB接続されたAndroid端末の画面をPCへ表示し、マウスやキーボードで操作できるようにする「Google Chrome」用のアプリ。“Chrome ウェブストア”からベータ版を無償でダウンロードできる。

 本ソフトは、Android端末をPCから手軽に閲覧・操作可能にするツール。Android端末のコンテンツやゲームをPCのモニターとマウスで楽しんだり、メールやチャットのメッセージをPCのキーボードで入力したりといったことが簡単に実現できる。本ソフトはエミュレーターなどではなく、実機をUSB経由で操作しているため、PC上で動作するUIの自動テストツールなどを利用して端末上のAndroidアプリをデバッグしたい場合にも役立つだろう。また、Google Chrome アプリなので、Windowsだけでなく、MacやLinux、Chrome OSでも利用できるのもうれしいポイントと言える。

Android端末のコンテンツやゲームをPCのモニターとマウスで楽しんだり、メールやチャットのメッセージをPCのキーボードで入力したりといったことが簡単に実現できる

 「Vysor」を利用するには、あらかじめAndroid端末のUSBデバッグ機能を有効化し、PCにデバッグ接続のためのドライバーをインストールしておく必要がある。

 Android端末のUSBデバッグ機能を有効化するには、Androidの設定画面から[端末情報]セクションを開き、一番下にある“ビルド番号”を7回タップする。するとAndroidの開発者向け設定が有効化され、「設定」アプリに[開発者向けオプション]というセクションが現れる。あとはこのセクションにある[USBデバッグ]オプションをONにすればよい。

“ビルド番号”を7回タップ
設定画面で[開発者向けオプション]というセクションへアクセス
[USBデバッグ]オプションをONに
初回接続時に確認が表示される場合は、接続を許可しておく

 デバッグ接続のためのドライバーは、Koushik Dutta氏の開発した「Universal Windows ADB Driver」が推奨されているようなので、それをダウンロードしてインストールすればよいだろう。「Vysor」のメイン画面に接続したAndroid端末が現れたらセットアップは完了だ。Android端末が現れない場合は、メイン画面下部にある[Reload Vysor]リンクで「Vysor」を再起動したり、Android端末を再接続してみよう。

「Vysor」をインストール。「Chrome アプリ ランチャー」から起動可能
「Vysor」のメイン画面。「Universal Windows ADB Driver」へのリンクが記載されているので、クリックしてダウンロードページを開く
「Universal Windows ADB Driver」のダウンロードとインストールを行う

 なお、本ソフトで接続したAndroid端末の接続画面は、リンクを通じて他のユーザーと共有することも可能。チームで開発したアプリをデバッグするなどの用途に役立ちそうだ。

ソフトウェア情報

「Vysor」ベータ版
【著作権者】
ClockworkMod
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.5.8(15/09/13)