レビュー

「Google Chrome」の拡張機能のソースコードを閲覧「Chrome extension source viewer」

ローカルへダウンロードすることなく“ウェブストア”から直接コードを閲覧可能

「Chrome extension source viewer」v1.2.7

 「Chrome extension source viewer」は、“Chrome ウェブストア”で公開されている「Google Chrome」向け拡張機能のソースコードを閲覧するための拡張機能。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すると、“Chrome ウェブストア”にある「Google Chrome」拡張機能のソースコードを、ローカルへダウンロードすることなく、直接「Google Chrome」で閲覧することが可能。たとえば、拡張機能の開発を学習中でソースコードを参考にしたい場合や、拡張機能が疑わしい操作を行っていないか自分の目でチェックしたいといった場合に役立つだろう。

 本拡張機能をインストールすると、“Chrome ウェブストア”で公開されている拡張機能の個別ページを開いた際に、オムニバー右端へ“CRX”と書かれたアイコンが表示される(CRXは「Google Chrome」拡張機能の拡張子)。このアイコンをクリックすると、拡張機能をZIP形式でダウンロードするか、そのままソースコードを表示するかを選択できるようになる。また、右クリックメニューから拡張機能のソースコードを表示するコマンドを呼び出すことも可能。

 ソースコードの表示を選択すると、内蔵のコードビューワー「CRX Viewer」が起動し、拡張機能のソースコードが閲覧できる。この「CRX Viewer」は、ファイル名やファイルタイプによるフィルタリング機能、コードの自動整形、シンタックスハイライト、画像のプレビューなどをサポートしており、拡張機能のオプション画面から単体で起動することも可能。単体で起動すれば、ローカルに保存されているCRXファイルの閲覧に利用することができる。

 そのほかにも、「Opera 15」以降の「Opera」向けに開発された拡張機能のソースコードを表示するオプションなども搭載している。

内蔵のコードビュワー「CRX Viewer」
「Opera 15」以降の「Opera」向けに開発された拡張機能のソースコードを表示するオプションなども

ソフトウェア情報

「Chrome extension source viewer」
【著作権者】
Rob W 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.7(15/08/16)

(樽井 秀人)