レビュー

指定フォルダーに置かれた画像をサイレントで自動リサイズ「Dropresize」

画像をダウンロードや同期するフォルダーを指定しておけば“いつの間にか変換”が可能に

「Dropresize」v0.2.5.9
リサイズ前の画像を指定フォルダーにバックアップできる。サブフォルダーを監視対象に加える設定や、リサイズ完了後に任意のプログラムを起動する設定も

 「Dropresize」は、フォルダーに置かれた画像を自動でリサイズできる常駐ソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1でも動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 指定したフォルダーを監視し、画像ファイルがコピーされると自動でリサイズを行う。フォルダーは複数指定でき、フォルダー毎にリサイズの設定が可能。リサイズ中もリサイズ後も通知などは一切出ないため、たとえば画像ファイルをダウンロードするフォルダーや、スマートフォンで撮影した写真が同期されるフォルダーを指定しておけば、いつの間にか利用したいサイズの画像になっているというわけだ。

 リサイズ後の画像サイズは長辺または縦、横のサイズをピクセル指定可能。リサイズ後は元のファイルが上書きされるが、この際別のフォルダーにバックアップを作成することもできる。また、リサイズされたファイルのファイル名の前後へ、任意の文字列を付加する設定も用意されている。

 対応する画像形式はJPEG/PNG/BMP/TIFF。JPEGの場合は画質と、Exif情報を残すかどうかを指定することもできる。そのほか、リサイズと同時に画像をグレイスケール化する機能も備えている。

ソフトウェア情報

「Dropresize」
【著作権者】
Jay Robledo 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0.2.5.9(11/09/24)

(中村 友次郎)