レビュー

指定フォルダー内のLESS/Sass/CoffeeScriptコードを自動コンパイルする「Koala」

デスクトップ通知機能も備えた使い勝手のよいGUIツール

「Koala」v2.0.3
コンパイルエラーをデスクトップへ通知する機能を搭載

 「Koala」は、指定したフォルダー内のLESS/Sass/CoffeeScriptコードを自動でコンパイルしてくれるGUIツール。Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 近年、大規模なWebアプリケーションを開発するにあたって欠かせない存在になりつつあるのが、LESSやSassといったスタイルシート言語だ。スタイルシート言語とは、変数やネスト、ミックスインといったCSSに欠けた機能を補い、複雑なスタイルシートを簡潔に書けるようにした言語で、CSSへコンパイルして利用する。

 しかし、このコンパイル作業をわざわざ手動でやるのは非常に面倒。ぜひ本ソフトのようなGUIのコンパイルツールを活用したい。

 「Koala」を利用すると、指定したフォルダーにあるLESS/Sassファイルの変更を検知して、自動でCSSへコンパイルしてくれる。フォルダーの指定は、メイン画面へのドラッグ&ドロップで行える。シンプルでモダンなデザインなので、使い方に迷いことはないだろう。

 また、コードの記述ミスでコンパイルに失敗すると、エラー箇所をデスクトップへ通知してくれるのも便利。JavaScriptの可読性と機能を拡張したプログラミング言語“CoffeeScript”にも対応しており、LESS/Sassコードと同様、JavaScriptへ自動でコンパイルできる。

 さらに、コンパイルの際に詳細なオプションを指定できるのも本ソフトの特長と言える。たとえば、無駄な空白や改行を取り払ったり、複数のファイルを1つに連結して通信量を圧縮する“Minify”などが可能。また、圧縮されたスクリプトのデバッグを容易にする“Source Maps”や“Line Comment”の出力にも対応している。

 なお、本ソフトは内部的に「Ruby」が利用されているが、同梱されているため別途導入の必要はない。もし必要ならば、同梱されているものに代えてシステムにインストールされた「Ruby」やLESS/Sass/CoffeeScriptコンパイラを利用することもできる。

ソフトウェア情報

「Koala」
【著作権者】
Ethan Lai 氏
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 8.1で動作を確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.0.3(14/05/23)