レビュー

マルチユーザー・マルチカラム対応のタブレット向けTwitterクライアント「Aristea」

ユーザーストリームもサポート。強力なフィルタリング機能などが魅力のストアアプリ

「Aristea」v1.3.1.12

 「Aristea」は、マルチユーザーに対応したマルチカラム型のTwitterクライアントアプリ。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、“Windows ストア”からダウンロードできる。

 「Aristea」はWindows ストアアプリのTwitterクライアントの中でも、もっとも高機能で使いやすいクライアントのひとつ。価格600円(税込み)の有料アプリだが、その価値は十分にあるだろう。30日間無償でお試しが可能なので、Twitterが公式にリリースしているWindows ストアアプリに不満を感じるユーザーはぜひ試してみてほしい。

 本アプリはリプライやリスト、検索といった複数のタイムラインを作成し、一度に並べて表示できるマルチカラム型のTwitterクライアントとなっており、複数のアカウントを切り替えることができる。さらに画面左端のバーのTwitterロゴの下にあるボタンを押せば、登録したアカウントのタイムラインを混ぜて表示することも可能。このモードではタイムラインの並び替えもでき、ピンチイン(または[Ctrl]+[−]キー)でセマンティックズーム画面へ移行すれば、ドラッグ&ドロップでタイムラインの表示順序がカスタマイズできる。

マルチユーザー対応。Twitterロゴの下のアイコンを押すと、アカウントを横断してすべてのタイムラインを表示する
セマンティックズーム画面でタイムラインの並び替えが可能

 またユーザーストリーム(User streams)がサポートされており、ユーザーがわざわざ更新処理を行わなくても自動でタイムラインが更新されるのも便利。タブレットPCだけでなく、マルチモニター環境のデスクトップPCでサブモニターへ表示し、タイムラインの監視に利用してもよいだろう。

 そのほかの特長としては、強力なフィルタリング機能や画像・動画のインライン表示が挙げられるだろう。

 フィルタリング機能は、指定した条件に合致するツイートを集めたカラムを作成する機能で、特定のハッシュタグやキーワードに関する話題を追いかけたい場合に便利。フィルターは式を組み合わせて指定する仕組みになっており少し難しいが、よく使われるであろう条件を自動生成するウィザード機能が搭載されているので安心だ。

タイムラインのカスタマイズ。ユーザーストリームへの接続やフィルターの作成が可能
フィルターの作成。初めての場合はウィザード機能を利用するのがお勧め
フィルターを作成するウィザード
ウィザードにはよく使われるであろう条件がプリセットされている
フィルターのプレビュー
フィルターはあとから編集することも可能。フィルター式はシンタックスハイライトされる

 一方、画像・動画のインライン表示はTwitter公式および“Twitpic”や“yfrog”などの有名な画像共有サービスと、動画共有サービス“YouTube”をサポート。ツイートに含まれる画像・動画のサムネイルが当該ツイートの背景画像として見やすく、大きく表示される。このサムネイル画像をダブルタップすれば、画像を大きなサイズで楽しんだり、動画を再生することも可能。前述のフィルター機能を活用すれば、画像のみを抽出したタイムラインを作成して楽しむこともできる。

 なお、本アプリのタイルにはかわいらしい女の子があしらわれているが、業務で利用する場合など、これが不都合に感じられることがあるかもしれない。その場合は、タイルの着せ替え機能を利用するとよいだろう。ユーザーが指定した画像をタイルへ設定することができる。また、本アプリにはテーマ機能が備わっており、画面の配色を“淡色”と“濃色”の2種類から選択できる。

タイル画像の着せ替え機能(右:着せ替え前、左:着せ替え後)
画面の配色を切り替えるテーマ機能を搭載

ソフトウェア情報

「Aristea」
【著作権者】
Yutaka Tsumori 氏
【対応OS】
Windows 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
ダウンロード販売 600円(税込み、30日間試用可能)
【バージョン】
1.3.1.12

(樽井 秀人)