レビュー

メモリを多く消費している「Firefox」アドオンを特定できる「about:addons-memory」

定期的にチェックして使用量が徐々に増えている場合は要注意

「about:addons-memory」v8

 「about:addons-memory」は、「Firefox」にインストールされているアドオンのメモリ使用量を確認できる拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v29.0.1で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すると、どのアドオンがメモリを多く消費しているのかを簡単にチェックすることが可能。メモリの使用量が多いことは必ずしも悪とは言えないが、定期的にチェックして使用量が徐々に増えている場合は要注意。メモリリークなどの不具合を疑うべきだろう。

 アドオンのメモリの使用量をチェックするには、“about:addons-memory”ページを開けばよい。「Firefox」本体とインストール済みのアドオンが、メモリ使用量の多い順に一覧表示される。このページの下部には[メモリ使用量を最小化する]というボタンが設けられており、押すことでアドオンのメモリを解放し、使用量を減らすことができる。

 なお、“Jetpack”ベースではない、再起動を必要とするアドオンの場合、アドオンに起因するメモリの使用が「Firefox」本体に算入されている場合があるので注意しよう。“about:addons-memory”ページで示される量より多く、メモリを消費している可能性がある。表示されているメモリ使用量は過信せず、あくまでも目安として利用するべきだろう。

ソフトウェア情報

「about:addons-memory」
【著作権者】
Nils Maier 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8(14/01/02)

(柳 英俊)