レビュー

顔文字入力ツールなどを同梱したXP風スタートメニュー「かんたんスタートBOX」

“お気に入り”に登録したソフトと全ソフト一覧を切り替えて使うスタートメニュー

「かんたんスタートBOX(ベータ版)」v1.1.0.4
右側の“お気に入り”は全ソフトのリストへ切り替え可能

 「かんたんスタートBOX(ベータ版)」は、WindowsのタスクバーにWindows XP風の独自スタートメニューを追加できるソフト。64bit版を含むWindows Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 本ソフトをインストールするとWindows 8ではタスクバーの左端、Windows 8.1では標準のスタートボタンの代わりに本ソフトのボタンが表示される。ボタンを押すと、左側にユーザーフォルダやコンピューター、コントロールパネルなどのリスト、右側に“お気に入り”に登録したアイコンが並んだスタートメニューが現れる。

 “お気に入り”の下には、本ソフト独自のツールと「メモ帳」「電卓」を起動するボタンが表示されている。独自のツールには、選択範囲のスクリーンショットを撮影・図形やテキストなどを書き込めるツールと、顔文字の入力支援ツールが用意されている。

 左側のリストで[すべてのアプリ]項目を選択すると、右側の表示をインストールされている全ソフトのリストへ切り替え可能。このリストの右側にあるハートアイコンをクリックすることでそのソフトを“お気に入り”へ登録できる。

スクリーンショット撮影・編集ツール
顔文字の入力支援ツール

 Windows 7以前ではスタートボタンの右側に本ソフトのボタンが表示され、ボタンを押すとWindows 8以降で表示されるメニューの右側だけが表示される。設定で左側の部分も表示可能なほか、画面上部のハート型ボタンからインストールされている全ソフトを表示でき、ここから“お気に入り”の登録を行ってランチャーとして利用可能。

 そのほか、本ソフトには圧縮・解凍ソフト「かんたん解凍」が同梱されており、本ソフトともに自動でインストール、圧縮ファイルに関連付けられる。関連付けを元に戻したい場合には「かんたん解凍」の設定画面から関連付けを解除すればよい。

Windows 7以前ではランチャーとして利用可能
「かんたん解凍」

ソフトウェア情報

「かんたんスタートBOX(ベータ版)」
【著作権者】
バイドゥ(株)
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.0.4

(長谷川 正太郎)