レビュー

地図サイトの余計な部分を隠しつつ用紙いっぱいに印刷「地図印刷用ブラウザー」

Web表示部を好きなだけ拡げ、拡げた分だけ広い範囲の地図を表示・印刷可能

「地図印刷用ブラウザー」v1.0.0.0

 「地図印刷用ブラウザー」は、“Google マップ”や“Mapion”といった地図サイトで表示した地図を印刷することに特化したWebブラウザー。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1に対応する756円(税込み)のシェアウェアで、未購入時は印刷時にロゴが挿入される制限があるが、その他の全機能を試用可能。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 山奥や海外といったネットワークへ接続できない場所へ行く場合や、荷物を極力軽くしたい場合など、地図を紙で持ち歩きたいことがある。そんなとき開いた地図サイトで目的の場所を表示して印刷すると、必要な詳細度の地図が使えて便利だ。しかし、地図サイトを印刷すると不要なユーザーインターフェイスや部分まで印刷されたり、用紙いっぱいに印刷できなかったりする。

 本ソフトは、上下左右から引き出せる“マスク”を使うことで印刷する部分を限定することが可能。また、Web表示部を好きなだけ拡げることができ、拡げた分だけ広い範囲の地図を表示・印刷できる。印刷する際は、もっとも大きく地図を印刷できるように自動で拡大・縮小することが可能。

 利用するには、まず[ファイル]−[おすすめサイト]メニューなどから地図サイトを開き、印刷したい場所を表示するとともに必要な詳細度にズームする。この際印刷したい範囲がすべて入るように、Web表示部をツールバー下の左側の数値入力欄やドラッグで調節しておく。ウィンドウの大きさよりWeb表示部を拡げた際はWeb表示部をスクロールさせることで対応する仕組み。

 次に、ツールバーなどから“ページ設定”ダイアログを表示しよう。“ページ設定”ダイアログでは印刷時の用紙の向きや余白などの設定が行えるほか、印刷プレビューが表示される。このプレビューを見ながら、メイン画面の上下左右の端にある“マスク”と表示されたタグをドラッグしたり、ツールバー下の左側の数値入力欄に数値を入力して印刷する部分を限定する。印刷範囲を決めたら“ページ設定”ダイアログを閉じて[印刷]ボタンなどから印刷を行えばよい。

“ページ設定”ダイアログ
“ページ設定”ダイアログを見ながら印刷範囲を設定

 そのほか、地図を印刷する代わりに画像としてクリップボードへコピーする機能も備える。

ソフトウェア情報

「地図印刷用ブラウザー」
【著作権者】
佐藤 周平 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
シェアウェア 756円(税込み)
【バージョン】
1.0.0.0(14/01/27)

(長谷川 正太郎)