レビュー

システムで開かれているファイルをすべて一覧表示できるツール「OpenedFilesView」

ドライバーがデジタル署名されており、64bit版OSでも利用できる

「OpenedFilesView」v1.55

 「OpenedFilesView」は、システムで開かれているファイルを一覧表示できるツール。64bit版を含むWindows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、システムプロセスやサービスホスト(svchost.exe)も含め、あらゆるプロセスが開いているファイル・フォルダをすべて列挙し、それを一覧表示することが可能。システムプロセスやWindowsフォルダ内のプロセス、サービスホストプロセスで開かれているファイルを除外して、一般のアプリケーションで開かれているファイルのみをフィルタリングして表示することもできる。

 本ソフトでは、独自のドライバーを一時的に適用してすべてのハンドル(アプリケーションがOSのオブジェクトへアクセスするために割り当てられる識別子)をフィルタリングすることで、この機能を実現している。そこで気になるのが、64bit版OSへの対応だ。64bit版のWindowsでこの手のドライバーを動かすには、ドライバーにデジタル署名をするか、テストモードでWindowsを起動する必要がある。本ソフトでは最新版のv1.55より、ドライバーへデジタル署名を施すことでこの制限を回避している。

 列挙されたファイルを右クリックすれば、メニューから当該ファイルのハンドルを閉じたり、開いているプロセスを強制終了させることが可能。開いているプロセスがGUIをもつなら最前面へ移動させたりすることもできる。そのほかにもファイルの場所をエクスプローラで開いたり、プロパティを見るといったことも可能。初期状態では無効化されているが、定期的に情報を自動更新することもできる。

システムプロセスやサービスが開いているファイルを含めたり除外することが可能
ファイルの右クリックメニューからファイルハンドルを閉じたり、開いているプロセスを強制終了

 さらに、本ソフトは特定のファイルを開いているプロセスを調べたり、逆に特定のプロセスが開いているファイルを調べることも可能。

 特定のファイルを開いているプロセスを調べるには、[Opruins]−[Enable Explorer Context Menu]メニューを有効化するとよいだろう。このオプションを有効化しておけば、ファイルの右クリックメニューに[OpenedFilesView]というメニューが追加され、「OpenedFilesView」で当該ファイルをロックしているプロセスを簡単に調べることができる。

 一方、特定のプロセスが開いているファイルを調べるには、フィルタリング機能を利用すると便利。ツールバーの左端にあるアイコンをアプリケーションへドラッグ&ドロップすれば、当該アプリケーションのプロセスによって開かれているファイルのみが一覧表示される。GUIをもたないプロセスの場合は、検索機能を利用して探すことになる。

ファイルの右クリックメニューから、当該ファイルを開いているプロセスを調査
アプリケーションへアイコンをドラッグ&ドロップして、当該アプリケーションのプロセスが開いているファイルを調査

ソフトウェア情報

「OpenedFilesView」
【著作権者】
Nir Sofer 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8(64bit版を含む、編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.55(14/03/03)

(柳 英俊)