レビュー

Webページ上で指定されているフォントの種類を特定できる「WhatFont」

マウスカーソルを合わせるだけでフォント名がポップアップされるChrome拡張

「WhatFont」v2.0.2

 「WhatFont」は、Webページで使用中のフォントを手軽に特定できる「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」で動作を確認した。

 近年、Webフォントが普及した結果、珍しいフォントや独自のフォントをWebページ上で見かけるようになり、フォントの種類が気になることも増えてきた。しかし、Webページ上で指定されているフォントの種類を確認するには通常、Web開発ツールなどを利用し、HTMLソースを閲覧する必要がある。

 そこで本拡張機能を利用すれば、HTMLソースを閲覧することなく、Webページ上のフォントを特定することが可能。インストール後に追加される“f”マークのツールボタンをクリックすると、本拡張を利用するためのモードに切り替わり、マウスカーソルを合わせた文字列のフォント名がポップアップ表示される仕組みだ。

 また、その状態で各文字列をクリックすると詳細な情報が表示され、予備で指定されているフォントのほか、フォントサイズや文字色なども確認できる。さらに、Webフォントサービス“Adobe Typekit”または“Google Fonts API”を利用したフォントの場合、それも併せて通知してくれる。

 そのほか、本拡張機能と同等のブックマークレットも用意されており、それは「Internet Explorer」や「Firefox」などでも利用できる。

ソフトウェア情報

「WhatFont」
【著作権者】
Chengyin Liu 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.2(13/01/23)

(中井 浩晶)