レビュー

さまざまなフィルターを組み合わせておしゃれな“レトロ風写真”を作成「XnRetro」

人気の画像ビューワー「XnView」の開発者が作成、共有機能も充実

「XnRetro」v1.26

 「XnRetro」は、画像ビューワー「XnView」の開発者・Gougelet Pierre-Emmanuel氏が開発した画像加工ソフト。32bit版および64bit版のWindowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8で動作を確認した。「XnView」の公式サイトからダウンロードできる。また、Mac OS X版やLinux版、AndroidやiOSで動作するモバイル版も用意されている。

 本ソフトは、いわばデスクトップ版の「Instagram」。20種類のレトロ(Retro)風カラーエフェクト、ボケや光漏れといった15種類の照明(Light)効果、5種類の口径食(Vignetting、レンズの周辺部分で光量が不足すること)効果、28種類の枠(Frame)を組み合わせて、既存の画像ファイルをもとに“レトロ風写真”を簡単に作成することが可能。画像の回転といった処理や、コントラスト、ガンマ値、彩度、ノイズといったパラメーターのカスタマイズも自由に行える。

20種類のレトロ(Retro)風カラーエフェクト
ボケや光漏れといった15種類の照明(Light)効果
5種類の口径食(Vignetting)効果
28種類の枠(Frame)
共有機能も充実

 できあがった写真は、画像ファイルとして保存したり、メールや“Facebook”、画像共有サイトなどで簡単に共有することが可能。画像共有サイトは“Flickr”や“Picasa”をはじめとする計8サービスに対応しており、共有時にはファイルのサイズを“Small”、“Normal”、“Large”、“Original”の4つから選択できる。

ソフトウェア情報

「XnRetro」デスクトップ版
【著作権者】
Gougelet Pierre-Emmanuel 氏
【対応OS】
32bit版および64bit版のWindows(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.26

(柳 英俊)