レビュー

電子のおっさん妖精と楽しく開発できる「VS 2012」向け拡張機能「WebMatrixManIDE」

不遇な扱いにも負けず「WebMatirx」の啓発に日夜勤しむMicrosoft非公式キャラクター

「WebMatrixManIDE」v1.0

 「WebMatrixManIDE」は、Microsoft製の無償Web開発環境「WebMatirx」の応援キャラクター“ウェブマトリクスマン”の画像を「Visual Studio 2012」のコードエディターの背景へ表示できる拡張機能。「Visual Studio 2012」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8上の「Visual Studio 2012 Professional」で動作を確認した。“Visual Studio ギャラリー”からダウンロードできる。

 “ウェブマトリクスマン(WebMatrixMan)”は、「WebMatirx」の啓発に日夜勤しむ電子のおっさん妖精。“WM”というイニシャルをあしらったマスクに緑の全身タイツ、そして深紅のマントを身に着け、Twitterや全国各地のIT勉強会・イベントなどを舞台に幅広く活躍。また、電子書籍『Microsoft WebMatrixでWebアプリをはじめよう!』にも登場している。

 そんなウェブマトリクスマンのファンにうってつけなのが、「WebMatrixManIDE」だ。本拡張機能をインストールするとコードエディターの右下にウェブマトリクスマンが現れ、10秒おきにポーズを変えながらプログラマーを励ましてくれる。

 “Windows Azure”を担当する美人キャラクター“クラウディア窓辺”がMicrosoft公認として華々しく活動しているのとは対照的に、ウェブマトリクスマンは奇抜なファッションと加齢が災いしてか、あくまでもMicrosoft“黙認”の非公式キャラクターという地位に甘んじている。そのため知名度もイマイチで、予算もあまりついていないようだ。気に入った人がいたら、ぜひ本拡張機能をインストールして応援してあげてほしい。

ソフトウェア情報

「WebMatrixManIDE」
【著作権者】
buchizo 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(12/12/02)

(柳 英俊)