REVIEW(12/03/21)

“SkyDrive”のWebDAV接続用URLを取得する「SkyDrive Simple Viewer for WebDAV」

[ネットワーク ドライブの割り当て]を利用してドライブレターを割り当て可能

「SkyDrive Simple Viewer for WebDAV」「SkyDrive Simple Viewer for WebDAV」

 「SkyDrive Simple Viewer for WebDAV」は、無償で25GBまで利用できるMicrosoft運営のオンラインストレージサービス“Windows Live SkyDrive”(以下、“SkyDrive”)へ、“WebDAV”プロトコルで接続するためのURLを取得するソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトはオープンソースで開発されており、“CodePlex”で公開されているオリジナル版は、弊誌でも一度紹介したことがある。しかし、“SkyDrive”側の仕様変更により、現在は正常に動作しない。そこでorzyuki氏が修正を施したバージョンを再度紹介することにする。

 使い方は簡単で、画面左上の認証欄で“Live ID”とパスワードを入力して[Login to my SkyDrive]ボタンを押すだけ。認証が成功すると、画面左下にあるリストに“SkyDrive”のルート直下にあるフォルダーが列挙される。さらにフォルダーを選択すると、画面右側にフォルダーの内容とURLが表示される。

 “SkyDrive”では、ルート直下のフォルダーそれぞれに独自のURLが割り当てられており、このURLを利用すれば、WebDAVクライアントソフトを利用して“SkyDrive”へアクセスすることができる。身近な所で言えば、Windowsの「エクスプローラー」がWebDAVクライアント機能を備えている。“SkyDrive”のフォルダーへ任意のドライブレターを割り当ててネットワークドライブとして登録し、ローカルドライブと同じようにアクセスすることが可能だ。

1. “コンピューター”で[ネットワーク ドライブの割り当て]ボタンをクリック1. “コンピューター”で[ネットワーク ドライブの割り当て]ボタンをクリック

2. ドライブレターを指定して“フォルダー”欄にURLをコピーし、[次へ]ボタンを押す2. ドライブレターを指定して“フォルダー”欄にURLをコピーし、[次へ]ボタンを押す

3. ログインが要求されるので、“Live ID”とそのパスワードを入力3. ログインが要求されるので、“Live ID”とそのパスワードを入力

4. “コンピューター”に“SkyDrive”のフォルダーが追加される4. “コンピューター”に“SkyDrive”のフォルダーが追加される

【著作権者】
mikeplate 氏、orzyuki 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(12/02/27)

(柳 英俊)