REVIEW(11/11/25)

画像を拡大表示してトリミングしてから保存できる静止画キャプチャー「AimClip」

SNSで利用するアイコンを作成したい場合などに便利

「AimClip」v1.20「AimClip」v1.20

 「AimClip」は、画面を拡大して必要箇所を正確にトリミングできる画像キャプチャーソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

 キャプチャーした画像を保存する前に、本ソフトの画面上で画像を拡大表示し、必要な箇所を矩形選択して正確にトリミングできるのが特長。利用する際は、まず本ソフトを起動してキャプチャーする範囲を選択しよう。

 キャプチャー範囲は、デスクトップ全体のほか起動しているウィンドウの一覧から選択することが可能。ウィンドウなどを選択すると、本ソフトの画面上へキャプチャーした画像が表示される。またその場でキャプチャーするだけでなく、画像ファイルを画面上へドラッグ&ドロップしたり、クリップボードにコピーされている画像を貼り付けることも可能。

 画像を表示したら、トリミングする範囲を選択しよう。このとき、“Google マップ”で地図を見るのと同様に、マウスホイールの回転で画面を拡大・縮小したり、マウスのドラッグで表示位置を移動することが可能。画像を拡大した際には、1ピクセル単位でグリッドが表示される仕組み。

 トリミング範囲は、マウスで2点を指定したり、マウスホイールの回転でトリミング範囲を示す矩形の大きさを調節して選択することが可能。トリミング範囲を示す矩形は大きさを固定したまま位置を動かせるので、トリミングしたいサイズが決まっている場合などは、後者の方法を利用するとよいだろう。トリミングした画像は、JPEG/BMP/PNG/GIF/TIFF形式で保存できる。

 また本ソフトは、キャプチャーした画像のコントラストを調節したり、画像の左右や上下を反転させるといった簡易的な編集機能も備えている。たとえば、画像の一部を切り取ってSNSで利用するアイコンを作成したい場合などに役立ちそうだ。

【著作権者】
BlueHorizon 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.20

(加藤 達也)