REVIEW(11/10/13)

複数のパソコンでタブの状態を共有できるChrome拡張「TabCloud」

既存のGoogleアカウントを利用して作者のクラウドサービスにログイン可能

「TabCloud」v1.11「TabCloud」v1.11

 「TabCloud」は、開いているタブの状態をクラウド上に保存できる「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Google Chrome」v14.0.835.202で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 作者が運営するクラウドサービスに、「Google Chrome」で開いているタブの状態を保存することができる。同サービスはGoogle提供のAPIで構築されているため、既存のGoogleアカウントを使ってログインできるのが特長。

 インストールするとツールボタンが追加されるので、まずツールボタンのメニューから同サービスへアクセスし、指定のGoogleアカウントが同サービスを利用できるように認証する。あとは、フロッピーディスク型のアイコンをクリックするだけで、タブの状態が同サービス上に保存される仕組み。このとき、タブの状態は複数のパターンを保存できる。

 保存したタブの状態はツールボタンのメニューにリスト表示され、新規ウィンドウに復元することが可能。このリストは同一のGoogleアカウントでログインすれば、異なるパソコンでも共有できるため、パソコンを切り替えて作業したい場合などに便利だ。また、単純にタブの状態を保存する“セッションマネージャ”として利用するのもよいだろう。

【著作権者】
Connor Dunn 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.11(11/05/08)

(中井 浩晶)