REVIEW(11/07/28)

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Microsoft Research製、PCの消費電力をデバイスごとに推計する「Joulemeter」

電力モデルとデバイスの稼働状況からリアルタイムで推計。今夏の節電に役立てたい

「Joulemeter」v1.1 「Joulemeter」v1.1

 「Joulemeter」は、PCのデバイス別消費電力をリアルタイムで推計できるソフト。Windows 7に対応するフリーソフトで、米Microsoft Corporationの研究部門である“Microsoft Research”のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、“Microsoft Research”が開発した消費電力モニター。タスクトレイに常駐してデバイスの稼働状況を監視し、その変動とあらかじめ入力した“電力モデル(Power Model)”をもとに、CPUやディスクドライブ、モニターといったデバイス別に消費電力を割り出せる。過去に窓の杜ではアルファ版を紹介したが、現在公開されている正式版とは若干使い方や仕様が異なる。今夏の節電にも非常に役立つと思われるので、改めて紹介しよう。

 本ソフトを利用するには、まず[Calibration]タブを開き、“電力モデル”を入力する必要がある。これは、システムのどこでどれぐらい電力が消費されているのかを示すもので、消費電力算出の基準となる。

 バッテリーを備えたノートPCならば、“キャリブレーション”を行うことで電力モデルを自動算出できる。キャリブレーションを行うには、ACアダプタを抜いた状態で[Perform Calibration]ボタンを押して、しばらく待つだけでよい。途中、モニターの電源が切れたり、輝度が下がることがあるが、マウスやキーボード、電源ボタンに触れないようにしよう。そのほか、電力消費を計測する機器“Watts up? PRO”を利用して電力モデルを算出することも可能。

 なお、いずれにも該当しない場合は、[Manual Entry]ボタンから手動で入力する必要がある。“Desktop”や“Workstation”など、あらかじめ一般的な電力モデルのひな形が用意されているので、それをもとにだいたいの数値を予想して入力しよう。

“電力モデル”を入力。あらかじめ電力モデルのひな形が用意されているので、それをもとにだいたいの数値を予想して入力しよう “電力モデル”を入力。あらかじめ電力モデルのひな形が用意されているので、それをもとにだいたいの数値を予想して入力しよう

バッテリーを備えたノートPCならば“キャリブレーション”を行うことで電力モデルを自動算出できる バッテリーを備えたノートPCならば“キャリブレーション”を行うことで電力モデルを自動算出できる

電力の消費状況をCSV形式のファイルとしてエクスポートする機能 電力の消費状況をCSV形式のファイルとしてエクスポートする機能

 電力の消費状況は、[Power Usage]タブから閲覧可能。リアルタイムで、どのデバイスがどれだけ電力を消費しているか推計して表示できる。正式版では、指定したプロセスがどれぐらい電力を消費しているかを推計できるほか、電力の消費状況をCSV形式のファイルとしてエクスポートする機能が追加されている。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(11/05/17)

(柳 英俊)