REVIEW（11/07/12）

　「Kinect Sabre」は、コントローラー“Kinect”を利用して画面内で光る剣を操れるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、マイクロソフト製品に関する動画を集めたWebサイト“Channel 9”のWebページからソースコードをダウンロードできる。

　本ソフトは、マイクロソフト製のゲーム機“Xbox 360”向けに発売されている新世代コントローラー“Kinect”をWindowsで利用可能にする「Kinect for Windows SDK」を使ったデモソフト。画面内に映った自分の左手に“光る剣”を持たせ、腕の動きに合わせて自由に振ることができる。

　なお、本ソフトは“C#”言語で記述されたソースコードのみが提供されており、実行するには「Kinect for Windows SDK」のインストールと、開発環境「Visual Studio 2010」を利用したビルドが必要。

　ソースコードのビルドは、“Kinect Sabre”フォルダにあるソリューションファイル“Kinect Sabre.sln”を「Visual Studio 2010」で開いて［F5］キーを押すだけでよい。途中、警告ダイアログが現れる場合は、無視またはキャンセルを選択すればよい。無償版の「Visual C# 2010 Express Edition」でもビルドできるので、興味のあるユーザーは挑戦してみてほしい。