REVIEW（11/05/19）

　「Indent Guides for Visual Studio 2010」は、「Visual Studio 2010」のソースコードエディターへインデントガイド機能を追加する拡張機能。編集部にてWindows 7上の「Visual Studio 2010 Professional」（以下、「VS 2010」）で動作を確認した。“CodePlex”のプロジェクトページからダウンロードできる。なお、本拡張機能は無償版の“Visual Studio Express”シリーズでは利用できないので注意。

　「VS 2010」のソースコードエディターは非常に高機能だが、意外なことにインデント（字下げ）のレベルがあっているかを確認するための縦線“インデントガイド”を表示する機能は備えていない。「VS 2010」の入力支援機能は非常に充実しており、それを活用すればインデントのずれや括弧の閉じ忘れなどは生じにくい。しかし、視覚的に字下げを確認できる手段があったほうが安心できるという開発者も多いだろう。

　そんな開発者にお勧めしたいのが、「Indent Guides for Visual Studio 2010」だ。本拡張機能をインストールすると、「VS 2010」のソースコードエディターでインデントガイドを利用可能になる。カスタマイズ機能も充実しており、「VS 2010」の設定画面から、線の色や太さ、点線・破線などといったスタイルまで、インデントガイドの表示方法をきめ細かく指定できる。