REVIEW(11/02/08)

エクスプローラがレジストリエディタに「Windows Registry shell extension」

キーがフォルダとして、値がファイルとしてマッピングされる仕組み

「Windows Registry shell extension」「Windows Registry shell extension」

 「Windows Registry shell extension」は、Windowsのレジストリを仮想ドライブとしてマウントできるエクスプローラ拡張ソフト。Windows Vista以降に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

キーがフォルダとして、値がファイルとしてマッピングされる仕組み。値の編集も可能キーがフォルダとして、値がファイルとしてマッピングされる仕組み。値の編集も可能

 本ソフトをインストールすると、“マイ コンピュータ”へ“Windows Registoy”という仮想フォルダが追加され、そこにレジストリのキーがフォルダに、レジストリの値がファイルとしてマッピングされる。仮想フォルダ内では、フォルダをダブルクリックしてレジストリ項目の“ディレクトリ階層”をたどれるほか、エクスプローラ左ペインのフォルダツリーで階層を移動することもできる。

 さらに、右クリックメニューからはキーや値の作成が行えるほか、エクスプローラ下部のペインから値を編集することも可能。また、レジストリのパスをエクスプローラのアドレスバーの“コンピューター\Windows Registry\”以下にコピーすれば、当該パスを簡単に開ける。

 使い慣れたエクスプローラをレジストリエディターのように利用できるのはおもしろい。ただし、レジストリを編集すると最悪の場合OSが起動しなくなるなどの危険がある。必ず、編集する前にバックアップを作成するようにしてほしい。

【著作権者】
Bjarke Viksoe 氏
【対応OS】
Windows Vista以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(09/02/05)

(柳 英俊)