REVIEW(10/12/15)

Web上のOffice文書をGoogle ドキュメントで直接開けるGoogle Chrome用拡張機能

DOC/DOCX/PPT/PPS/PDF/TIFF形式に対応

「Ultimate Google Docs Viewer」v0.8.4.7「Ultimate Google Docs Viewer」v0.8.4.7

 「Ultimate Google Docs Viewer」は、Web上のOffice文書などを“Google ドキュメント”のビューワー機能で直接開ける「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v8.0.552.224で動作を確認した。ライブラリサイト“Google Chrome 拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すると、Web上に公開されているOffice文書などを“Google ドキュメント ビューア”を利用して閲覧可能。Office文書へのリンクをクリックするだけで内容を確認できるので、わざわざ一度ダウンロードして「Microsoft Office」などで閲覧するよりも手軽でよい。

 対応フォーマットはDOC/DOCX/PPT/PPS/PDF/TIFF形式となっており、本拡張機能のオプション画面で“Google ドキュメント ビューア”を利用するかどうかを個別に選択できる。またオプション画面では、“Google ドキュメント ビューア”を新しいタブやウィンドウで開くかどうかを指定することも可能だ。

リンクをクリックするだけで、Web上のOffice文書を“Google ドキュメント ビューア”で直接開ける。専用の右クリックメニューも用意されているリンクをクリックするだけで、Web上のOffice文書を“Google ドキュメント ビューア”で直接開ける。専用の右クリックメニューも用意されているリンクをクリックするだけで、Web上のOffice文書を“Google ドキュメント ビューア”で直接開ける。専用の右クリックメニューも用意されている

 なお、「Microsoft Excel」などの表計算ソフトで作成したスプレッドシートには、“Google ドキュメント ビューア”側の制限により対応していないので注意。またPDFに関しては、「Google Chrome」はv8から閲覧機能を標準で搭載している。閲覧したPDF文書を“Google ドキュメント”で保存したいといった事情がなければ、「Google Chrome」内蔵の閲覧機能を利用したほうが高速だ。

【著作権者】
ext.chrome 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.8.4.7(10/07/02)

(柳 英俊)