REVIEW（10/07/30）

　「Vol.12　Color Factory」は、謎のインク工場を描くスクリーンセーバー。Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、（株）沖データのWebサイトからダウンロードできる。

　マンガ調に描かれた工場が“ピタゴラ装置”ライクに動き出し、インクの製造を始める。スロットマシーン方式でインクのCMYK値が決定すると、液体塗料のマゼンタとイエロー、固形塗料のシアンとブラックが大きな機械の中でミックスされる。

　また同時に、ひらがなの形をしたブロックも、塗料がミックスされる機械の中へ放り込まれる。ブロックはその色に染まるだけでなく、その色の名前となるように、機械から順番に出てくる仕組みだ。

　製造されるインクの色はどれも一風変わっており、“あかさびいろ”“りきゅうねずみ”といった、JIS慣用色のなかでも珍しい色だけが生み出される。ときおり、インクの製造に失敗したり大成功することがあり、そのときにはさらに変わった色が誕生するので注意深く見ておこう。