REVIEW（10/06/23）

　「7 Sidebar」は、Windows 7のデスクトップにVista風のサイドバーを設置できるデスクトップガジェット。Windows 7に対応するフリーソフトで、ライブラリサイト“Windows Live Gallery”からダウンロードできる。

　ご周知の通りWindows 7では、Windows Vistaにあった“Windows サイドバー”が廃止されている。“Windows サイドバー”には、ウィンドウを最大化してもガジェットを表示する領域を確保できるといった利点があったため、ガジェットを愛用していた人のなかには、残念に思った人も多いはず。

　そんな人にオススメなのが「7 Sidebar」だ。本ガジェットを使えば、Windows 7でもWindows Vistaと同様にサイドバーを利用してガジェットを表示する領域を確保することが可能となる。さらに、“タスクバーを自動的に隠す”機能のように、普段はサイドバーを隠しておき、マウスカーソルを画面端に動かしたときのみ表示するといった、Windows Vistaのサイドバーにはない機能も搭載されている。

　また、サイドバーの背景を花柄やタイル調など全24種類のデザインから選択できる上、各デザインには3パターンの色合いが用意されており、壁紙に合わせて自由に設定できるのがうれしい。サイドバーを表示する位置は、デスクトップの左右を選択できるほか、マルチモニター環境の場合はサブモニターへ表示することも可能だ。

　さらに、サイドバー上にウィンドウのライブサムネイルを表示させる機能も備える。サムネイルをクリックすることでそのウィンドウをアクティブにしたり、右クリックメニューからウィンドウを閉じられるなど、タスクバーのような操作をサイドバーから行うことが可能となっている。