REVIEW(10/06/15)

ZIP形式に固めたWebページをドラッグ&ドロップで閲覧できる「AzZIPBrowser」

Webページを受け渡すことが多く、普段からZIPファイルで管理している人に

「AzZIPBrowser」v1.00「AzZIPBrowser」v1.00

 「AzZIPBrowser」は、ZIP形式に固めたWebページをドラッグ&ドロップで直接閲覧できるソフト。Windows 98以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 Webページを構成するHTMLファイルや画像ファイルなどを固めたZIPファイルを本ソフト上にドラッグ&ドロップすることで、直接Webページの内容を表示できる。たとえば、作成したWebページをメールやメッセンジャーソフトなどで受け渡すことが多いため、普段からWebページをZIPファイルで管理しているという人にオススメだ。

 画面は2ペイン構成となっており、左ペインには読み込んだZIPファイルに含まれるHTMLファイルや画像ファイルが一覧表示される。また、右ペインはIEベースのシンプルなWebブラウザーとなっており、Webページの内容が表示される。

 本ソフトを利用してWebページを閲覧する場合、あらかじめZIPファイル内にファイル名などを記述した“_index.txt”を格納しておくことで、ドラッグ&ドロップした際に最初に表示するWebページを指定可能。“_index.txt”が格納されていない場合は、自動でZIPファイル内にある“index.html”などが表示される仕組み。

 さらに“_index.txt”では、クリックすることで指定したページへ移動できる目次を作成することも可能。目次は、左ペインのタブを切り替えることで利用できる。

【著作権者】
Azel 氏
【対応OS】
Windows 98以降(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00(10/06/05)

(加藤 達也)