REVIEW(10/04/26)

インパクトも超ド級な“テラ文字”カナフォント「Donki」

ツヤ加工が施されたバージョンも同梱

「Donki」「Donki」

 「Donki」は、ポップ感溢れる超極太カナフォント。Windowsに対応するフリーのTrueTypeフォントで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、利用は個人での非商用目的に限られる。なお、商用目的で利用する場合には事前に問い合わせが必要。

 カタカナと一部の記号を収録し、“極太”という表現では足りないくらいに太い字体が特長。単純に太いわけではなく、文字の形を活かしつつポップなタッチでデフォルメしている。1つ1つを見ると読めない文字もあるが、文字列で見れば不思議と読めてくる。

 そんなポップな極太文字には、人の目を引きつける存在感があるので、漫画のタイトルや擬音文、チラシの見出しなどにぴったり合う。とくに、可能な限り大きいサイズで印字し、見た目の存在感だけでなく物理的にも大きくすれば、さらにインパクトのある雰囲気を強調できるだろう。

 ダウンロードしたアーカイブには、ツヤ加工が施されたバージョンも同梱されており、こちらは文字の線にL字型のスリットが入っている。なお、どちらも1バイトフォントであるため、カタカナはかな入力の要領でタイプする必要がある。

 そのほか同作者のWebサイトでは、本フォントと同日付で「Cherry Cherry」「Drip」という2種類のカナフォントも公開されており、「Cherry Cherry」は3本の平行線で文字を描いたデザイン、「Drip」はセリフ体調のデザインとなっている。

【著作権者】
Maniackers Design
【対応OS】
(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人での非商用利用のみ)
【バージョン】
-(10/04/05)

(中井 浩晶)