REVIEW(09/11/10)

マルチブート環境で次回利用するOSを指定して再起動できる「iReboot」

タスクトレイの右クリックメニューから再起動後に利用するOSを切り替え可能

「iReboot」v1.1.1「iReboot」v1.1.1

 「iReboot」は、Windowsのブートローダーを利用したマルチブート環境で、次回利用するOSを指定できるソフト。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vista/7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトはタスクトレイ常駐型になっており、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから再起動時に利用するOSを指定することが可能。マルチブート環境では、再起動時にOS選択画面でうっかり使用するOSを変更するのを忘れてしまいがちだが、本ソフトを利用してあらかじめ使用するOSを再起動前に指定しておけば、そんなミスも避けられるだろう。

 さらに、本ソフトでは[Reboot on Selection]項目のチェックをONにしておくことで、使用するOSを選んだあとすぐに自動でOSを再起動することも可能。つまり、本ソフトを起動後のOSを選んで再起動するランチャーとしても利用できるというわけだ。

 なお、本ソフトには同作者製の「EasyBCD」をダウンロードするためのメニューも設けられている。このソフトはWindows Vista以降に搭載されたブートローダー“Windows ブートマネージャ(Bootmgr)”の設定をカスタマイズできるソフトで、OS選択画面で表示されるOSの表示名も編集可能。併せて利用することをお勧めしたい。

【著作権者】
NeoSmart Technologies
【対応OS】
(編集部にてWindows XP/Vista/7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.1.1(09/09/16)

(柳 英俊)