REVIEW(09/09/03)

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IEエンジンへの切り替え機能などを追加した強化版Google Chrome「ChromePlus」

ドラッグ操作で選択テキストを検索できる機能やマウスジェスチャー機能も便利

「ChromePlus」v1.2.1.0 「ChromePlus」v1.2.1.0

 「ChromePlus」は、「Google Chrome」(以下、Chrome)の母体となっているオープンソースのWebブラウザーをもとに、いくつかの便利な機能を追加したWebブラウザー。Windows XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 Chromeはシンプルな操作性と、動作の高速さが売りのWebブラウザー。そのChromeにちょっと機能を付け足して、さらに便利にしたのが本ソフトだ。機能は強化されているが軽快さはそのまま、画面デザインや使い勝手もほとんど変わらないので、Chromeの軽快さは気に入っているが機能が物足りない、といったユーザーは一度試してみてほしい。

 本ソフトで追加されている機能は、タブのダブルクリックで当該タブを閉じる機能、マウスジェスチャー機能、“Super drag”機能といった、使い勝手に関わるものが多い。

 とくに便利なのは“Super drag”機能で、選択テキストを任意の方向へドラッグするだけで、新規タブで選択テキストのWeb検索結果ページを開くことができる。リンク文字列をドラッグした場合は、リンク先のWebページが新規タブで開かれる仕組み。追加で開かれるタブはアクティブにしないことも可能なので、興味を引いたリンク、気になるキーワードの検索結果をどんどんバックグラウンドで開きながら、閲覧中のWebページを読み進めることができる。

 マウスジェスチャー機能は、あらかじめ登録された7種類しか利用できないシンプルなものだが、戻る・進む、タブの切り替えといったよく使われるものが網羅されているので、十分役に立つはずだ。

 そして、本ソフトのもう1つの目玉機能は、“IE tab”機能だろう。アドレスバー上のアイコンをクリックするだけで、簡単にIEとChrome、2つのレンダリングエンジンを切り替え可能。いまだにIEでしか利用できないWebサイトは少なくないが、本ソフトならどんなWebサイトにも対応できる。IEエンジンで開くURLをあらかじめ指定することも可能なので、IEでしか閲覧できないWebサイトを登録しておけば便利。

アドレスバー上のアイコンをクリックするだけで、簡単にIEとChrome、2つのレンダリングエンジンを切り替えできる“IE tab”機能 アドレスバー上のアイコンをクリックするだけで、簡単にIEとChrome、2つのレンダリングエンジンを切り替えできる“IE tab”機能 アドレスバー上のアイコンをクリックするだけで、簡単にIEとChrome、2つのレンダリングエンジンを切り替えできる“IE tab”機能

 そのほか、「Orbit Downloader」などの各種ダウンローダーと連携する機能も備えている。対応するダウンローダーがインストールされていれば、ファイルへのリンクの右クリックメニューから、任意のダウンローダーを指定してファイルをダウンロードすることが可能。

【著作権者】
Chromium Authors、Maple Studio
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.1.0(09/08/25)

(柳 英俊)