REVIEW(09/07/21)

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プラグインやマクロに対応するフリーの高機能テキストエディター「Mery」

アウトラインや単語補完などを搭載するほか、SDI形式とTDI形式の切り替えも自由

「Mery」v1.0.4.1807

 「Mery」は、プラグインやマクロ、さらにはUnicodeにも対応する高機能かつ多機能なテキストエディター。Windows XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaでの動作も確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 拡張子別の色分け、単語補完、正規表現対応の検索・置換・GREP、さらにキーカスタマイズやカラー印刷など、テキストファイルを快適に編集するための便利な機能が数多く搭載されており、原稿執筆やソースコードの編集など幅広いテキスト編集に対応する。また、レジストリを使用しないため、USBメモリなどで持ち運ぶことも可能だ。

 プラグインには、指定した条件をもとに編集中のテキストを階層表示できる“アウトライン”や、編集中のHTMLファイルを内蔵Webブラウザーでプレビューできる“Webプレビュー”などが用意されている。アウトラインは標準で同梱されており、Webプレビューなどは作者ページにて公開されている。ただし、現在のところプラグイン開発用のSDKは公開されていないため、ユーザーが独自にプラグインを開発することはできない。

 マクロエンジンにはWSHが採用されているため、VBScriptやJavaScriptでマクロを記述することが可能。標準では、キーワードに一致する行のみを抽出するマクロや、連続する重複行を削除するマクロなど、いくつかのサンプルマクロが同梱されているので、オリジナルのマクロを作成する際の参考にするとよいだろう。

 また、メニューやツールバーをはじめとするウィンドウ構成がシンプルで、馴染みやすく使いやすいインターフェイスとなっており、ファイルごとに新しいウィンドウが開く一般的なSDI形式と、すべてのファイルをタブで切り替えられるTDI形式を自由に切り替えられるのも特長。

 テキストの基本的な編集機能を一通り揃えており、それでいて各動作がきびきびと軽快に動作する。バージョンナンバーがまだ若いこともあり、今後に期待したいテキストエディターの1本だ。

アウトラインは表示位置や階層化させる条件を自由に指定可能

オプションでは色分け方法の変更やショートカットキーのカスタマイズができる

【著作権者】
Kuro 氏
【対応OS】
Windows XP(編集部にてWindows Vistaでの動作も確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.4.1807(09/07/05)
 

(久保 望)