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Microsoft、Windows 10向けUWP版「リモート デスクトップ」アプリを正式版として公開

プレビュー版アプリも新機能のテストを目的に引き続き提供

同社の公式ブログ“Remote Desktop Services Blog”

 米Microsoft Corporationは26日(現地時間)、これまでプレビュー版として提供していたWindows 10向け「リモート デスクトップ」アプリを正式版として公開した。インストール済みの場合、今後数週間のうちに順次配信されるという。また、“Microsoft ストア”から無償でダウンロードすることも可能。

 今回リリースされた最新バージョンの「リモート デスクトップ」アプリは、これまで提供されていたWindows 8.1/Windows Phone 8.1向けとは異なり、Windows 10 Mobileをサポートした“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”アプリとなっており、スマートフォン向けの“Continuum”といったWindows 10の新機能にも対応するという。

 ただし、複数の同時接続や動的な解像度の変更と回転、プリンターおよびスマートカードのリダイレクト、マイク対応など、旧バージョンでサポートされていた機能の一部は利用できないので注意。これらの機能を必要とする場合は、OS標準のデスクトップアプリ「リモート デスクトップ接続」の利用が推奨されている。

 また、プレビュー版「リモート デスクトップ」アプリも、新機能のテストを目的に引き続き提供されるとのこと。

(樽井 秀人)